1991年宝塚歌劇団に主席入団、同年3月『ベルサイユのばら』で初舞台。
翌年雪組に配属になり、端正な容姿とその期待された才能に磨きをかけて、1995年『JFK』のケネディ大統領役で
新人公演初主演。『エリザベート』日本初演の新人公演では主役のトート役を好演。
1998年『ICARUS/イカロス』で
バウホール公演初主演。2000年に星組へ組替え。宝塚、東京において初ディナーショーを開催。2003年ミュージカル映画の傑作『雨に唄えば』の舞台化を日生劇場で上演し、映画ではジーン・ケリーが演じた主役の
ドン役を軽妙に演じ好評を博す。
続いて同年ヴェルディ作曲のオペラ「アイーダ」を題材にした『王家に捧ぐ歌』では
男役スターでありながら女役のアイーダ役で見事なソプラノを聴かせて絶賛された。
この作品は先も触れた通り2003年度の芸術祭演劇部門で優秀賞を受賞、
また安蘭自身も現役のタカラジェンヌでは史上初となる、第25回「松尾芸能賞演劇新人賞」受賞の快挙をなした。
2005年には名古屋・中日劇場にて再演し、同じくアイーダ役を熱演。
2006年12月シアター・ドラマシティ/日本青年館公演『ヘイズ・コード』より前任・湖月わたるのあとを受けて
主演男役に就任。
大劇場公演のお披露目は『さくら』『シークレットハンター』。
漫画を舞台化した次作の『エル・アルコン-鷹-』では異色のダーティー・ヒーローを好演。
そして、2008年ブロードウェイ作品の日本初演となった『THE SCARLET PIMPERNEL/スカーレット・ピンパーネル』では
抜群の歌唱力と柔軟な演技力をいかんなく発揮して高い評価を得、本作品は新東京宝塚劇場開場以来、
史上最高の動員記録を樹立するなど宝塚の歴史に残る名作となり、自身の代表作にもなった。
同年末には3オクターブ出るという劇団きっての歌唱巧者らしく待望の初ソロCD「蝶~Butterfly」をリリース。
2009年4月ミュージカル『My dear New Orleans』ショー『アビヤント』で惜しまれながらの退団となる。
安蘭が宝塚歌劇団退団後の女優デビュー第1作に選んだのは『The Musical AIDAアイーダ』。