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[演出]トム・サザーランド

トム・サザーランド
Photo by 高橋エイジ
トム・サザーランドはイギリスで最も注目される若手演出家。イブニング・スタンダード・アワードに3年連続でノミネートされ、2011年のオフ ウエストエンド・シアター・アワードでは『ミー・アンド・ジュリエット』(フィンボロー・シアター)で最優秀演出家賞を獲得した。サザークプレイハウスで上演された『タイタニック』ではワッツ・オン・ステージ・アワードやオフ ウエストエンド・シアター・アワードでの最優秀作品賞をはじめとする多くの賞を受賞、同じくサザーク・プレイハウスで上演された『グランドホテル』は、2016年オフ ウエストエンド・シアター・アワードで最優秀ミュージカル作品賞受賞した。共同脚本・演出した『ザ・スモーレスト・ショー・オン・アース』(英国ツアー)は批評家から絶賛された。

【主な演出作品】
『グレイ・ガーデンズ』のヨーロッパ初演、『ビクター/ビクトリア』、『マック&メーベル』、『パレード』(サザーク・プレイハウス)、『グランドツアー』(フィンボロー・シアター)、『ザ・ミカド』(チャリングクロス・シアター)、『デイジー・プルズ・イット・オフ』、『コール・ミー・マダム!』(アップステアーズ・アット・ザ・ゲートハウス)、『アイ・シング!』のヨーロッパ初演、『ディヴォ―ス・ミー、ダーリン!』、『アニーよ銃をとれ』、『パジャマ・ゲーム』、ギルバート・アンド・サリバンの『軍艦ピナフォア』の全男性キャスト版(ユニオン・シアター)、『ノエル・アンド・ガーティ』(コックピット・シアター)、『ステート・フェア』のヨーロッパ初演(フィンボロー・シアター、トラファルガー・スタジオ)
[振付]リー・プラウド

リー・プラウド
数々の受賞経験を誇る振付家。俳優として多くのウエストエンドのミュージカルに出演。『ビリー・エリオット』(ビクトリア・パレス・シアター)のオリジナルキャストとして活躍した後、同作ブロードウェイ公演にステージング・ダンス・アシスタントとして参加、ウエストエンド公演ではレジデント・コリオグラファーを務めた。

[主な振付作]
『マンマ・ミーア』(レイキャヴィーク・シティー・シアター)、『グレイ・ガーデンズ』(サザーク・プレイハウス)、『ザ・スモーレスト・ショー・オン・アース』(英国ツアー)、『グランドホテル』(サザーク・プレイハウス)、『プロデューサーズ』(英国ツアー)、『ビリー・エリオット』(レイキャヴィーク・シティー・シアター)、『ゴースト ザ・ミュージカル』(イングリッシュ・シアター・フランクフルト)、『回転木馬』(アーコラ・シアター)、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(レイキャヴィーク・シティー・シアター)、『メリー・ポピンズ』(レイキャヴィーク・シティー・シアター)、『ビクター/ビクトリア』、『マック&メーベル』(サザーク・プレイハウス)。
[音楽監督]マイケル・ブラッドリー

マイケル・ブラッドリー
リバプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ卒業後、作曲家・音楽監督として活躍。作曲家デビューのミュージカル『シックス・ウェイズ』では2009年NSDFアワードの最優秀新曲賞を受賞した。これまでオフ ウエストエンド・シアター・アワードの最優秀音楽監督賞に3度ノミネートされている。近年では、ウエストエンドの『インポッシブル』(ノエル・カワード・シアター)で作曲を担当した。

[主な音楽監督作品]
『ライオン・キング』(英国・アイルランド ツアー)『マック&メーベル』、『パレード』(サザーク・プレイハウス)、『春のめざめ』(英国ツアー)、『テル・ミー・オン・ア・サンデー』(シルヴァーブルー)、『メリリー・ウィー・ロール・アロング』(GSMD)、『ゴッドスペル』(ユニオン・シアター)、『アサシンズ』(ユニオンシアター)。

[翻訳・訳詞]市川洋二郎

[美術]大橋泰弘

[照明]勝柴次朗

[音響]山本浩一

[衣装]前田文子

[ヘアメイク]鎌田直樹

[演出助手]河合範子

[舞台監督]北條孝/中西輝彦

演出家トム・サザーランドより、二人のオットー役に寄せて

中川晃教

中川晃教

オットー・クリンゲライン役
<GREEN>

数々のミュージカルで主演を務めた彼のカリスマ性天性の歌声はウエストエンド級。

演出家として役作りを一緒に考えていく過程を楽しみながら、日本版ならではのオットー・クリンゲライン像を彼と共に創り上げたい。

中川晃教

成河

オットー・クリンゲライン役
<RED>

グランドミュージカルが初めてとは思えない抜群の歌唱力芝居の感性の鋭さ。歌、芝居、動き(ダンス)ともに3拍子揃った素晴らしい俳優。彼と創る新しいグランドホテルは、どこまでも深く遠くまで想像が広がり、今から稽古が待ち遠しい。