公演詳細

辻仁成が贈る、いのちの輝き―百年の物語
99才まで生きたあかんぼう

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

人は誰もが泣いて生まれてくる。
笑うことを覚え、ヨチヨチ歩いては、転んで泣いて、また起きて。
恋をして愛を知り、成功と挫折、哀しみを乗りこえて、それでも人は歩き続ける。

──人間は死ぬまで「あかんぼう」なんだと思いませんか?──


1人の男の、0才から99才までをつづった一大叙事詩。
年齢、性別、人種、宗教を超え、百年のいのちの輝きを辻仁成が描く感動の名作。
2018年、待望の初舞台化。

笑顔の両親のもとに、
泣いて生まれてきたあかんぼう。
いじめを知り、人を欺くことを
覚えてしまったあかんぼう。
泣き、喜び、悩み、ひたむきに
生きることを学んだあかんぼう。
幸福に気づき、成功を収め、
人生に翻弄され、挫折を知ったあかんぼう。
99才まで生き、
笑いながらわたしのところへやってくる
あかんぼうの、人生劇場。


生まれたままの純粋なあかんぼうが
成長とともに大人になり、
様々な経験を経て、やがて歳を取り、
また子供の気持ちに戻り、
この世を静かに去っていく…。
人の一生の場面を鮮明に切り取り、
その時代や場所に登場する人たちを
キャスト6人だけで演じ分け、
目くるめく展開させていく。
時にはホロッとし、笑い、悲しみ、喜び、泣く、
生きることの意味を問う、胸を打つ人間ドラマ。

2014年4月に辻仁成脚本・演出の『海峡の光』で
柿落としを飾った「よみうり大手町ホール」で
4年ぶりに辻仁成がオリジナル作品の
演出を手掛ける話題作です。
凝縮された空間で、少数精鋭のキャストで
喜怒哀楽を描き出し、濃密なステージを産み出します。
SUGIZOの熱い音楽ともに、
また新たな辻ワールドが誕生します。

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

公演概要

原作・脚本・演出 辻 仁成
音楽 SUGIZO
キャスト 村井良大 松田 凌 玉城裕規 馬場良馬 松島庄汰 松田賢二
企画・製作 日本テレビ
主催 梅田芸術劇場
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