公演詳細

M&Oplaysプロデュース
ロミオとジュリエット

『ロミオとジュリエット』掲載情報

『ロミオとジュリエット』掲載情報

ぜひチェックしてください!!


宮藤官九郎&三宅弘城&森川葵 インタビュー |

ローチケ演劇宣言!
http://engekisengen.com/genre/play/7130/

「エンタメステーション」

https://entertainmentstation.jp/273983 

SPICE」 

https://spice.eplus.jp/articles/204968  

                         
                   宮藤官九郎&三宅弘城 インタビュー

          「TOKYO HEADLINE

http://www.tokyoheadline.com/418994/ 

               

追加公演決定!!

大阪公演 追加公演が決定しました!!   

1223日(日)1800公演

追加公演発売日:107日(日)1000

 

各プレイガイドで先行販売も実施します!

詳しくは各プレイガイドまで。

 

 ●チケットぴあ

  http://w.pia.jp/t/rom-jul/ (PC&携帯)

●ローソンチケット

  http://l-tike.com/RJ2018  (PC&携帯)

●イープラス

http://eplus.jp/romeo-juliette/ (PC&携帯)

●梅田芸術劇場オンラインチケット

http://ko-ume.pia.jp/  (PC&携帯)

●梅田芸術劇場窓口  発売日翌日以降(10001800

●ブリーゼチケットセンター 

  http://www.sankeihallbreeze.com/ (PC&携帯)

演出:宮藤官九郎 コメント
私ごとですが2年ほど演劇を怠けておりました。 そしてこの後、またしばらく演劇を怠ける予定です。
なんだか後ろめたいなあ。そう感じていたら、
「三宅さん主演でロミオとジュリエットをやりませんか?」というイカれた企画が舞い込んだ。
しかもジュリエット役の森川さんは初舞台。これは演劇人として初心に帰れということか・・・。
というわけで、現段階で決めていることは 「なるべくまんまやる!」

ロミオ役:三宅弘城 コメント
きっとウソだと思っていました。宮藤君は会っても何も言わないし、マネージャーはなんとなくスルーするし、
プロデューサーの大矢さんはずっとニヤニヤしてるし。
ところが、皆さん諦めたのか腹をくくったのか、少しずつロミジュリのことを口にするようになりました。
そして集まった素敵なキャスト。この名作が宮藤官九郎氏の演出でどう料理されるのか。。。
まあロミジュリ史上、最珍傑作になることは間違いないと思われます。
でもボクはまだちょっとウソだと思っています。

ジュリエット役:森川葵 コメント
舞台という一発勝負の場でお客様を目の前にしてお芝居をすることは初めてなので、
とても不安で考えるだけで胃が痛くなる思いなのですが、
映画等でお世話になった宮藤さんの元でこの初めてを経験させて頂けることは,
本当に嬉しく有難い機会を頂けたと感謝しています。
皆様に近い距離で素敵な時間をお届けできるよう精一杯、やれることをやりきりたいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。

公演概要

サンケイホールブリーゼ
2018/12/22(土)2018/12/24(月)

一般発売日
2018/10/7(日)
料金
全席 8,500円
(全席指定・税込)
お問い合わせ
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ  06-6377-3888

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

W・シェイクスピア
翻訳 松岡和子
演出 宮藤官九郎
出演 三宅弘城 森川葵 勝地涼 皆川猿時 小柳友 阿部力 今野浩喜 よーかいくん 篠原悠伸 安藤玉恵 池津祥子 大堀こういち 田口トモロヲ
写真 三浦憲治
製作 M&Oplays
主催 M&Oplays 梅田芸術劇場
関連リンク

東京公演レポート

笑えてピュアで悲しい、宮藤版『ロミジュリ』開幕

世界で最も有名な恋愛劇『ロミオとジュリエット』。このシェイクスピアの不朽の名作に宮藤官九郎が挑む話題の舞台が、11月20日、東京・本多劇場でついに幕を開ける。宮藤が自らの脚本ではなく、演出に徹するのは本作が初。

モンタギュー家とキャピュレット家、敵対するふたつの家に生まれつつ、一瞬にして恋に落ちたロミオとジュリエット。信頼するロレンス神父のもと、ふたりはすぐに結婚の契りを交わす。だがロミオの親友のマキューシオがキャピュレット家のティボルトの手にかかって死に、怒りに震えティボルトを殺めたロミオが追放になったことで、ふたりの運命は一気に狂い始める。

ひと目惚れした若く美しい男女が、家同士の諍いに巻き込まれ、非業の死を遂げる悲劇。『ロミオとジュリエット』という作品に対し、観客が抱いてきたそんな凝り固まったイメージを、宮藤は軽々と打ち破ってみせる。もちろんそこで起こること自体は変わらないどころか、事前に宮藤が「なるべくまんまやる!」と公言しているように、脚本にもほぼ手は加えられていない。だがこの『ロミオとジュリエット』は、これまでにないほど大いに笑え、そしてなによりピュアで悲しい。

冒頭、序詞役のよーかいくんの口上から、モンタギュー家とキャピュレット家の乱闘シーンへ。

宮藤作品常連の手練れのキャストが多いこともあるが、笑いを前面に押し出した演出で、そこにシェイクスピア作品にありがちな堅苦しさは一切ない。またともすれば聞き流してしまうことが多い、シェイクスピア特有の壮大な詩のようなセリフ。だがそれぞれの登場人物がキャラクターを際立たせ、生々しくその場に存在しているからこそ、彼ら彼女らから発せられるセリフもしっかり生きて観客の耳まで届く。

そしてロミオとジュリエットの登場。原作では16歳という設定のロミオだが、演じる三宅弘城の実年齢は50歳。脳内に住み着いてしまったロミオのイメージが一瞬疑問符を投げかけてくるが、瞬く間に三宅ロミオのコミカルで愛らしい姿に魅了される。さらに50歳とは思えない三宅の動ける体が、恋に落ちた男の舞い上がりぶりを見事に視覚化する。ジュリエット演じる森川葵は、本作が初舞台。単なるかわいい女の子ではない、無垢な中にある“女”をところどころで滲ませ、ロミオだけでなく観客の目をも釘づけに。ひと筋縄ではいかない、魅力あふれるジュリエット像をつくり出した。

観客の笑いをひと際誘っていたのが、ティボルト役の皆川猿時とマキューシオ役の勝地涼。

シェイクスピアという新たなる挑戦の場においても、宮藤の求める笑いのツボを的確に押さえ、皆川はその破壊力で、勝地はその突き抜けっぷりで、圧倒的な印象を残す。またキャピュレット夫妻役の大堀こういちと池津祥子が見せる、娘のジュリエットに対する後半の変貌ぶりが、なんとも言えずおかしい。

さまざまなものに姿を変える積み木のようなセットは、ロミオとジュリエットのふたりが、まるでおもちゃ箱の中で恋という名の遊びをしているようにも見える。

だがラスト、ふたりが横たわるのはそんなかわいらしいところではない。だからこそ際立つ、残された者たちの中に広がる絶望感。そして観る者の胸を満たす充足感が、宮藤とシェイクスピアとの相性のよさを証明していた。

取材・文:野上瑠美子
撮影:宮川舞子