安蘭 けい
マルグリット・サン・ジュスト
安蘭 けい(あらん・けい)

1991年宝塚歌劇団に主席で入団、同年3月『ベルサイユのばら』で初舞台。 オペラ『アイーダ』を題材にした『王家に捧ぐ歌』アイーダ役で2003年度の芸術祭演劇部門優秀賞を受賞、また現役のタカラジェンヌでは史上初の第25回「松尾芸能賞演劇新人賞」を受賞。 2006年12月星組男役トップに就任。2008年ブロードウェイ作品の日本初演『THE SCARLET PIMPERNEL/スカーレット・ピンパーネル』(F・ワイルドホーン作曲)では、その抜群の歌唱力と柔軟な演技力をいかんなく発揮して高い評価を得る。この作品は新東京宝塚劇場開場以来、最高の動員記録を樹立するなど宝塚の歴史に残る名作となり、自身の代表作にもなった。2009年に宝塚歌劇団を退団。その後も、歌唱力を生かしたミュージカルや、その他ストレートプレイや映像作品でも活躍している。 主な作品に『The Musical AIDAアイーダ』、『ワンダフルタウン』、『エディット・ピアフ』、『MITSUKO~愛は国境を越えて~』、『アントニーとクレオパトラ』、『サンセット大通り』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『next to normal』、『幽霊』、『レディ・デイ』、『CHESS』、『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』など。