シーン3
「二人は順調」
乗馬クラブにて馬を走らせるデイルだったが、空には突然の怪しい雲が。
大雨に降られたデイルは屋根のあるテラスに身を寄せて雨を凌ぐ。
彼女を迎えに再び現れたジェリーは雷の轟音に驚くデイルに対して雷を恋にたとえロマンチックに語りだす。
「雨が降っていても君と二人でいられるから今日は良い日だ」と歌い踊り出したジェリーに、徐々に気を許し始めていたデイル。
彼のステップに合わせて軽快なステップを踏み、雨を凌ぐためだったテラスが一変二人のダンスのためのステージに。
バンドの音楽に合わせて息の合ったダンスを見せる二人は後に最高のダンスペアと称される「アステア&ロジャース」。
二人が突然出会い燃え上がるように恋に落ちた喜びと楽しさをそのままダンスに表現しているかのように二人は一気に距離を近づけるのだった。