シーン5
「再会そしてダンス…したのはいいけれど…。」
飛行機でイタリアに着いたジェリーとホレスの二人。ジェリーはデイルと再会できて有頂天、マージもデイルとジェリーを引き合わせようとディナーに誘う。
しかし当のデイルはジェリーをマージの夫だと勘違いし続け、複雑な心境のまま。奇妙なすれ違いの中でも二人は心を通わせ合いチークダンスを踊り始める。
「Heaven, I'm in Heaven」から始まるこの曲では、まさに「天国にいるような幸せ」を二人がダンスで体現する。
これまでの軽快な音楽のタップダンスと違い、デュエットダンスであるこのシーンでは二人のロマンチックなムードとデイルの心の葛藤が見え隠れする。
デイルを想うジェリーの気持ちと、ジェリーに惹かれつつも彼を愛してはいけないと悩むデイル。
踊り終えたジェリーは気持ちが昂るままに彼女に結婚を申し込むが、女友達の夫からの求婚だと勘違いしたデイルは怒りとショックから再び彼の頬に平手を打ち、その場を後にする。