公演詳細

彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』

狂気の世界、狂気の王たちー
混沌の世界で、王も、市民も、生き抜く道を探すーーー
戦争に振り回される人間たちを描く、幻の歴史劇!
生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”を主演として演じるのは、16年ぶりにシリーズに復帰する小栗旬。本作が4作品目の出演となる。
演出も兼ねる吉田鋼太郎は、タイトルロールの“ジョン王”役に挑む 。(※)
さらに今回は前芸術監督・蜷川幸雄の時代から度々上演されてきた、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となる。
演出の吉田が「モーレツな女性」と評する3人の女たちは、ジョン王の母“皇太后エリナー”役に中村京蔵、幼き息子アーサーを王にすべく奔走する“コンスタンス”役に玉置玲央、ジョン王の姪でフランス皇太子と結婚する姫 “ブランシュ”役に植本純米という強力な布陣。
また、フランス王の息子“皇太子ルイ”役に白石隼也、ジョン王の臣下“ヒューバート”役に高橋努、そしてジョン王と敵対する“フランス王”役に櫻井章喜など、シリーズ初参加の若手からシリーズ常連の面々まで、多様な魅力を持った俳優陣が集結した。
彩の国シェイクスピア・シリーズのファイナルを飾る『ジョン王』に、どうかご期待ください。

(※)東京公演とは出演者・配役が一部異なります。
彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』出演者変更のお知らせ
本公演にジョン王役で出演を予定されていた横田栄司さんは、心身の不調のため降板されることとなりました。
東京公演におきまして同役は、吉原光夫さんにご出演頂きます。
埼玉・愛知・大阪公演については、同役を吉田鋼太郎さんが務め、東京公演で吉田さんが演じるフランス王役として、新たに櫻井章喜さんにご出演頂くことになりました。
ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ

≪本公演に関するお問合せ先≫
埼玉公演 SAFチケットセンター 0570-064-939(月曜・埼玉会館休館日を除く10:00-17:00)
東京公演 ホリプロチケットセンター 03-3490-4949(平日 11:00-18:00/土日祝 休)
 
<吉田鋼太郎コメント>
この度ジョン王役で出演する予定でした横田栄司さんが心身の不調により出演できなくなってしまいました。
私たちとしては非常に残念ですが、その代役として、吉原光夫さんにご出演いただきます。
お忙しい方であるにも関わらずスケジュールを割いてくださり、これ以上ないと思えるキャスティングだと喜んでおります。横田さんの降板は無念ですが、吉原さんはきっと素晴らしいジョン王となるに違いないと確信しています。
皆さんもどうぞ楽しみにしていてください。

吉原さんの出演はスケジュールの都合で東京公演のみです。東京ではフランス王役を私、吉田鋼太郎が演じますが、愛知、大阪、そして埼玉公演については、ジョン王役を私、吉田鋼太郎が演じることになります。
「吉原光夫ジョン王」版と「吉田鋼太郎ジョン王」版、両方を楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。
さらに、私がジョン王を演じる期間はフランス王役として、横田さんの劇団の後輩でもある櫻井章喜さんが出演してくれます。

2020年にコロナ禍で中止を余儀なくされたこのジョン王ですが、2年半の時を経てようやく上演できることとなりました。
重ね重ね、横田栄司さんの降板は本当に残念ですが、小栗旬さんはじめ出演者・スタッフ一同、いよいよ本作を上演できると張り切り、素晴らしい作品にしたいと意気込んでいます。どうか皆様が楽しみに劇場に足を運んでいただけますよう、願っております。

公演概要

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2023/2/3(金)2023/2/12(日)

一般発売日
2022/12/3(土)
料金
全席 13,000円
(全席指定・税込)
お問い合わせ
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ  06-6377-3888

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

W.シェイクスピア
翻訳 松岡和子
上演台本・演出 吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)
出演者 小栗 旬
中村京蔵 玉置玲央 白石隼也 高橋 努 植本純米 櫻井章喜
間宮啓行 廣田高志 塚本幸男 飯田邦博 坪内 守 水口テツ 鈴木彰紀 堀 源起 阿部丈二 山本直寛 續木淳平 大西達之介 松本こうせい 酒井禅功/佐藤 凌(Wキャスト)五味川竜馬
吉田鋼太郎

演奏 サミエル 武田圭司 熊谷太輔/渡辺庸介
制作 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ
企画 彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会
主催 梅田芸術劇場 / ABCテレビ