井上ひさし不朽の名作が、4年ぶり 待望の再演
「リア王」「マクベス」「オセロー」「ハムレット」「リチャード三世」、そして「ロミオとジュリエット」など、発表から約400年以上を経て今も世界中で上演され続け、現代演劇にも絶大な影響を与えているウィリアム・シェイクスピア。その全ての作品を横糸とし、江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として、見事なまでに織り込んだ井上ひさしの傑作戯曲。
主演は、2020年同公演で「きじるしの王次」役を演じた浦井健治が務め、同じく2020年公演に出演した唯月ふうか、土井ケイト、阿部裕、玉置孝匡、章平、そして、梅沢昌代と木場勝己が続投いたします。
また今回新たな配役として、大貫勇輔と猪野広樹、綾凰華、福田えりに加え、瀬奈じゅん、中村梅雀の出演が決定しました。
演出は2020年の同公演と合わせて第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第42回松尾芸能賞優秀賞を受賞した演劇界のトップランナーの一人である藤田俊太郎が、音楽は同じく第28回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞し、あらゆる日本の音楽シーンをけん引する宮川彬良が、再びタッグを組んでお送りいたします。
劇場が熱くたぎるカオスで包まれる絢爛豪華な祝祭音楽劇、豪華新キャストを迎えた『天保十二年のシェイクスピア』に、どうぞご期待ください。
<あらすじ>
江戸の末期、天保年間。下総国清滝村の旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛は、老境に入った自分の跡継ぎを決めるにあたり、三人の娘に対して父への孝養を一人ずつ問う。腹黒い長女・お文と次女・お里は美辞麗句を並べ立てて父親に取り入ろうとするが、父を真心から愛する三女・お光だけは、おべっかの言葉が出てこない。十兵衛の怒りにふれたお光は家を追い出されてしまう。
月日は流れ、天保十二年。跡を継いだお文とお里が欲のままに骨肉の争いを繰り広げている中、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ佐渡の三世次が現れる。謎の老婆のお告げに焚き付けられた三世次は、言葉巧みに人を操り、清滝村を手に入れる野望を抱くようになる。そこにお文の息子 ・きじるしの王次が父の死を知り、無念を晴らすために村に帰ってくる―。
主役はみなさまの想像力。この争いの行く末はいかに・・・
お知らせ・注意事項【12/27付】
○ 上演時間
【第一幕】100分
【休 憩】20分
【第二幕】95分
計 3時間35分(予定)
○ 開場時間
ロビー開場は開演の60分前、本会場は45分前です。(予定)
ただし、1/6(月)17:00公演に限り、ロビー開場は開演の45分前、本開場は30分前となります。
※都合により開場時間が変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
○ グッズ販売について
ロビーの販売所にて、開演前・休憩中・終演後に販売いたします。
※チケットをお持ちでないお客様もお買い求めいただけますが、物販所へのご案内は上演中となります。
▽公演グッズ ラインナップ
https://www.tohostage.com/tempo/goods.html
※グッズは数に限りがございますので、万一売り切れの際はご容赦ください。
○ お客様へのお願い
出演者の入待ち・出待ちはお断り申し上げます。
また、出演者に対してのお祝い花(スタンド花、アレンジメント、鉢物、他)は、楽屋花も含め、スペースの都合により、お断り申し上げます。
○ 当日券について
こちらをご覧ください。