公演詳細

Sky presents
舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

  • 発売中

兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2026/2/19(木)2026/2/23(月)

会場は梅田芸術劇場ではございません

梅田芸術劇場ネット会員先行
■2025/10/7(火)11:00 ~ 2025/10/13(月)11:00
【ネット会員半館貸切抽選】

抽選結果発表:2025/10/17(金)

詳しくはこちらをクリック

■2025/10/21(火)11:00 ~ 2025/10/25(土)11:00
【ネット会員1次抽選】

抽選結果発表:2025/10/31(金)

■2025/11/5(水)11:00 ~ 2025/11/9(日)11:00
【ネット会員2次抽選】

抽選結果発表:2025/11/14(金)


一般発売日
2025/11/22(土)
料金
全席 13,000円 
(全席指定・税込)
お問い合わせ
梅田芸術劇場   

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

村上春樹×フィリップ・ドゥクフレ×藤原竜也。
世界的な才能が出会い、舞台で新たな輝きを放つ。
日本を代表する世界的作家・村上春樹が36歳の時に発表され、海外でも人気の高い長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が、フィリップ・ドゥクフレ演出・振付、藤原竜也主演で舞台化される。“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という異なる二つの世界が並行して描かれるこの作品は、発売から40年を経た今もなお、時代や言語を超えて世界中で愛読され続けている。
   
本作の主演を務めるのは、日本屈指の実力派俳優・藤原竜也。弱冠15歳の時に蜷川幸雄に見いだされて、舞台『身毒丸』に主演、ロンドンのバービカン・センターで鮮烈なデビューを果たし、大絶賛を受けた。以来、数々の舞台や映像に主演し高い評価を受けている。今回藤原竜也が、満を持して初めて村上春樹作品に挑み、新境地を切り開く。
  
そして演出・振付を手掛けるのは、フランスを代表する世界的アーティストであるフィリップ・ドゥクフレ。31歳でアルベールビル冬季オリンピック開・閉会式を演出し、サーカスと映像トリック、ダンスとが交錯する奇想天外な手法で世界を驚かせた。その後は、自身のダンスカンパニーでの活動だけでなく、ディオールやエルメスでのクリエイションやシルク・ドゥ・ソレイユの演出を手がけるなど、ジャンルを超えて幅広く活動している。
  
無意識の選択に翻弄される主人公。二つの物語が問いかける、生きる意味とは……。
 
フィリップの独創的な演出手法によって、観客は唯一無二の村上ワールドにいざなわれる。才気あふれるクリエイティブチームがおくる、舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にぜひご期待ください。

<あらすじ>
 
“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。
二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
 
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
 
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。
  • 発売中

兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2026/2/19(木)2026/2/23(月)

会場は梅田芸術劇場ではございません


梅田芸術劇場ネット会員先行
■2025/10/7(火)11:00 ~ 2025/10/13(月)11:00
【ネット会員半館貸切抽選】

抽選結果発表:2025/10/17(金)

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■2025/10/21(火)11:00 ~ 2025/10/25(土)11:00
【ネット会員1次抽選】

抽選結果発表:2025/10/31(金)

■2025/11/5(水)11:00 ~ 2025/11/9(日)11:00
【ネット会員2次抽選】

抽選結果発表:2025/11/14(金)


一般発売日
2025/11/22(土)
料金
全席 13,000円 
(全席指定・税込)
お問い合わせ
梅田芸術劇場   

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

公演概要

原作 村上春樹
演出・振付 フィリップ・ドゥクフレ
脚本 高橋亜子
出演 藤原竜也
森田望智

宮尾俊太郎
富田望生
駒木根葵汰/島村龍乃介(Wキャスト)
藤田ハル
松田慎也

池田成志

上松萌子、岡本優香、冨岡瑞希、浜田純平、原衣梨佳、
古澤美樹、堀川七菜、山田怜央、吉﨑裕哉、Rikubouz (五十音順)
特別協賛 Sky株式会社
協力 新潮社・村上春樹事務所
後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
企画制作 ホリプロ
主催 梅田芸術劇場/兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

駒木根葵汰さん 大阪取材会レポート

村上春樹の世界的な有名小説が初の舞台化!
ダンス+音楽+アートな世界観を駒木根葵汰が語る

村上春樹が36歳の時に発表した長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が世界で初めて舞台化される。演出・振付を手掛けるのは、アルベールビル冬季オリンピックの開・閉会式やシルク・ドゥ・ソレイユなどの演出で知られ、ダンスや身体を使ったパフォーマンスが特長のフィリップ・ドゥクフレだ。同作で主要人物のうちの一人を演じる俳優の駒木根葵汰が来阪し、作品の魅力や、「毎日が楽しくて仕方がない」という稽古場の様子について語ってくれた。

「やっと舞台に立てるんだ」

駒木根は、高校時代にInstagramで〝イケメン高校生〟と話題になり、SNSでスカウトされたことをきっかけに芸能界に入った。人気ドラマ「機界戦隊ゼンカイジャー」で主人公を務め、ほかのドラマでも次々と出演を果たす注目の若手俳優だ。本格的な舞台は今回が初めてだという。「オファーを受け、やっと舞台に立てるんだという期待を感じました。これからの俳優人生に色を添えられるものにしたいと思っています。原作の村上さんや演出家のフィリップさんをはじめ、主演は僕の事務所の大先輩の藤原竜也さん。本当にどこをとっても超一流の方々が属する作品で不安もありますが、自分が何を感じて、どういう風に変化していくのか楽しみや期待のほうが大きいですね」と話す。

「実体が見えないものの本質をたどる作品だと思います」

同作は、「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」の二つの物語がパラレルワールドで進行する。「ハードボイルド・ワンダーランド」では、組織に雇われる計算士の〝私〟(藤原)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなしている。ある日、私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、シャフリングを依頼される。 一方、「世界の終り」では、周囲が高い壁に囲まれた街にやって来た〝僕〟(駒木根/島村龍乃介のダブルキャスト)は、門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ〝影〟(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら、一角獣の頭蓋骨に収められた夢を読む仕事を与えられる。

村上作品に触れるのは初めてだという駒木根は、原作と台本を読んで、「人間の本質的な部分を描いていると感じました。僕も小さいころは、常に人間とは?や、脳みそ、この身体、心って何なんだろうと考えていて。でも大人になると生きていく上でそんなことはどうでもいいやってなるじゃないですか。これは、僕が子どものころに漠然と感じていたことだと。実体が見えないものの本質をたどる作品だと思います」と言う。

「25歳の大人の僕が、子どものころの疑問を今、解決してあげよう」

初めて体感した〝春樹ワールド〟はデジャブ感があったのだろうか。「僕、子どものころは本当に変な子で、幽体離脱ができたんですよ。何回もできていたんですけど、最近になってやってみようと思ったらそれができなくて(笑)。子どものころの純粋さで出来ていたんでしょうか? 幽体離脱では、僕と影ではないですけど、このまま離れてしまったら元の身体に戻れないんじゃないかという恐怖を感じていたと同時に、どっちが本当の自分なんだろう?と。デジャブ感はありますね」と打ち明けた。

物語が進むにつれ、僕と影との関係性とは何かを考えさせられる。村上は常々、「作品の解釈は読み手の数だけある」と語っているから、千差万別の受け取り方ができるだろう。駒木根も「25歳の大人の僕が、子どものころの疑問を今、解決してあげようと。この作品と向き合って、答えを見つけようとしている段階です」と言う。

「こんなに色んな表現の仕方があるんだ」

演じる〝僕〟についてはどのように捉えているのだろう。「『僕』の周りには一角獣が存在するなど、奇妙な世界が取り囲んでいるので、普通で居続けるという努力をしています。周りが心を失っていたり、よく分からない意味のない行動を取っていたり、そこのミスマッチというか、違和感を僕が担っていかなきゃいけない。普通でありつつ、心のない世界にいても『ちょっとだけは心がある』という繊細な表現をすごく大事にしたいと思っています」と明確に話した。

演出家のドゥクフレからは「何かを演じようとしないで、シンプルにいてほしい」と指示されているそうだ。「美しい少女に対して、何か分からないけど心が動く愛情みたいなものは表面化するのではなく、心の中に置き続けてほしいとも言われました。そのシンプルな感情に、フィリップさんが造形する複雑なアートの表現が入るので、立体的な構造が生まれるんじゃないかと思っています」

ドゥクフレは日本でも舞台作品を手がけ、楳図かずお原作のミュージカル『わたしは真悟』(2016)では、ユニークなダンスと独特の世界観が秀逸だった。「稽古場全体がもうアートなんです。ダンサーの方々の表現も、セットや照明も、登場する一角獣や頭蓋骨をはじめ、不気味な森の表現など、「ああ、これを木と呼ぶんだ。こんなに色んな表現の仕方があるんだ」と目が覚める思いです。それが毎日アップデートされていく。自分の想像をはるかに超えていくので、本当に毎日が刺激的で楽しくて。今まで芝居をすることが、苦しいと思ったことも何度かあったんですけど、今は、それすらも楽しめているんです。そんな自分に驚きを感じています」と目を輝かせた。ダンスは未経験だという駒木根が踊るシーンはあるのかという質問には「僕もトライはさせていただいているんですけど、結果として舞台がよくなるかどうかですので、稽古中にずっとオーディションをしている感覚ですね(笑)」と朗らかに答えた。

「自分一人じゃなく、素晴らしい人たちに囲まれている」

舞台初挑戦のため、発声法が課題だと言う駒木根に、博士役の池田がアドバイスをくれるそうだ。「ただ大きな声で何か言うのではなく、心が際立つ感情がないとダメで、それが大前提だと。いつもサポートしてくださって、めちゃくちゃ心強いです」と熱を込めた。

影を演じる宮尾や、同じ僕役の島村とも意見を交換しあい、本当に学びと刺激のある素晴らしい空間だと声を弾ませる。「自分一人じゃなく、素晴らしい人たちに囲まれているから、今の段階では舞台の完成に対して100%期待しかないです。逆にそれが怖いですよね(笑)」と自信も見せた。

「村上さんの名前に圧倒されるのではなく、気軽に劇場に来ていただければ楽しめます」

今まで「海辺のカフカ」「ねじまき鳥クロニクル」などが日本で舞台化されてきた村上作品。今回もおよそ700ページに及ぶ長い原作が、独特の言葉や春樹ワールドの世界観を損なわずに凝縮され、舞台版として生かされている。〝ハルキスト〟と呼ばれる熱狂的なファンや、作品を読んだことがない人でも楽しめるはずだ。村上作品は、今、流行りの伏線を回収したり、答え合わせをしたりするような作風ではなく、読めば読むほど、その不思議で複雑な世界に身体ごと持っていかれるような感覚を味わえる。「年代によっても作品の捉え方は変わると思います。やりがいがある舞台で光栄ですし、春樹ワールドを汚さないように責任を持って演じたいです」と決意を固める。

関西公演は来年の2月に幕を開ける。「皆さんの人生が豊かになるようなヒントが要所要所にちりばめられていて、その中にアート的な表現があり、ミュージカルやダンスの要素もある。全部、いいとこどりの今までにはないジャンルの作品です。村上さんの名前に圧倒されるのではなく、気軽に劇場に来ていただければ楽しめますし、今まで知らなかった世界観を感じてもらえると思います。とにかく、一度来てみてください!」と呼びかけた。

取材・文 米満ゆう子

ムービー

兵庫公演スポット

ワークショップ映像公開~創作の現場より~

キャストコメント


  • 藤原竜也

  • 森田望智

  • 宮尾俊太郎

  • 富田望生

  • 駒木根葵汰(Wキャスト)

  • 島村龍乃介(Wキャスト)

  • 藤田ハル

  • 松田慎也

  • 池田成志