赤堀雅秋1年ぶりの新作は、現代社会に取り残された人々のもがきと再生の物語。
三宅弘城、吉岡里帆、荒川良々、風間杜夫と実力派キャストで挑む話題作!!
何気ない日常に潜む人間の痛みや悲しみや可笑しみを独特の目線で描き、他人の日常を覗き見しているような劇空間を作り出す、劇作家・演出家としてだけでなく映画監督、俳優と多彩な顔を持つ赤堀雅秋。
『白昼夢』は、赤堀とM&Oplaysとのコラボ公演、「流山ブルーバード」(2017)に続く第2弾作品であり、赤堀にとっては実に一年ぶりとなる待望の新作公演となります。
出演は、赤堀作品には初参加の三宅弘城、吉岡里帆、赤堀作品には欠かせない俳優・荒川良々、風間杜夫、そして赤堀本人。社会になじめず「引きこもり」となった弟を持つ兄と、その父親を中心に、現代社会において、落ちこぼれてしまった者たちのもがきと再生を、5人の俳優たちが濃密な人間ドラマとして創り上げます。どうぞご期待下さい。
あらすじ
【あらすじ】
高橋家の家主・高橋清(風間杜夫)は、妻を亡くし、次男の稔(荒川良々)と2人暮らしだが、
稔は長年引きこもっていて、家庭内での暴力も絶えない。清は、長年のその暴力に耐え続けてきたが、
いよいよ臨界点を超えそうだ。
長男の昭(三宅弘城)は、ずっと弟のことを心配し、ちょくちょく実家に顔を出すが、いよいよ埒が明かなくなり、
NPO法人の相談室に駆け込み、現状を吐露し、今に至る。
ある日、訪ねて来たNPO法人の若林(赤堀雅秋)と石川美紀(吉岡里穂)。
そして長男の昭も加わり、話し合いがもたれるが、清は外部の人間に現状を話すことを拒み、非協力的。
途方に暮れる昭だが、そこは百戦錬磨の若林が薄ら笑みを浮かべながら優しくリードする。
その若林も、微妙に胡散くさく、石川に至っては腕に無数のリストカットの跡が――。
そして5人の交流が、不毛な終わりのない物語が始まる。
果たして、その先に彼らは希望の灯を見出すことができるのか――。
「白昼夢」大阪公演 一般発売日延期のお知らせ 【1/14】
新型コロナウイルス感染症拡大にかかわる政府及び各地方自治体の方針等を踏まえ、 以下の通りチケット一般発売日を延期させて頂きます。
【変更前】 2月20日(土)
【変更後】 3月 7日(日)
事情ご賢察のうえ、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。