公演詳細

INTO THE WOODS
ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』

願いを叶えたはずの主人公たちに起こる「ハッピーエンド」のその先・・・
 
~おとぎ話でも、ヒーロー話でもなく、人が生きていくことの「業」がテーマの物語~

童話に新しい解釈を与え、大人向けファンタジーとして創り上げたミュージカル『INTO THE WOODS』

登場するのは、魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦と、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木のジャック、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公たち。それぞれの物語が交錯し、「森」の中で新しいストーリーが展開されます。
 
人は、自分のために、家族のために、友人のために努力し必死に生きていますが、どこかで知らない誰かの人生が、その犠牲になっています。お互いの犠牲なくしては人間の世の中は成り立ちません。
本作には、誰もが良く知るおとぎ話の主人公たちが登場しますが、彼らの成功人生でさえ、やはり誰かの犠牲の上に成り立っており、彼らの人生にも、当然そのような人間の世の中の現実や、業が存在しています。
 劇中では、主人公たちの「I Wish(願い)」をのせた言葉がめまぐるしく繰り出され、家族の絆や社会の矛盾といった様々なテーマを織り込みながら、人が本質的、普遍的に持つ「人間の業」を描きます。
 
作詞・作曲は、『ウエスト・サイド物語』『太平洋序曲』『スウィーニー・トッド』など、名だたる名作ミュージカルを手掛けてきたスティーヴン・ソンドハイム。脚本はソンドハイムの長年の盟友でもあるジェームズ・ラパイン。見事に一体化した歌詞と音楽は、深い意味と美しさを生み出し、観るものを虜にします。
 
本作は、1987年初演のブロードウェイミュージカル。 88年のトニー賞では、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞、ミュージカル主演女優賞の3部門を受賞。2002年にはリバイバル作品賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を誇り、これまでに世界各国で上演され続けています。ここ日本でも、これまでに複数の演出家によって舞台化され、4度上演されています。2014年には、巨匠ロブ・マーシャルが監督を務め、ディズニーにより実写映画化(日本公開2015年)され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞に複数ノミネート。魔女を演じたメリル・ストリープや、「赤ずきん」の狼を演じたジョニー・デップ等の怪演も話題になりました。
 
本公演では、演出家熊林弘高氏が、初めてミュージカル作品を手掛けます。クラシック音楽やオペラにも造詣が深い熊林氏が、難解なソンドハイムメロディの音符一つ一つからも、作品に隠されたテーマを読み解き、物語を丁寧に創り出しています。あらすじ、音楽、メッセージ…全てが複雑怪奇なこの作品を、どうミュージカルとして描くのか・・・

人間の本能や欲望、深層心理を容赦なく暴き出し、美しく、ときに残酷な『INTO THE WOODS』の世界、どうぞご期待ください!

公演概要

日生劇場
2022/1/11(火)2022/1/31(月)

一般発売日
2021/11/7(日)
料金
未定
お問い合わせ
梅田芸術劇場   0570-077-039

梅田芸術劇場メインホール
2022/2/6(日)2022/2/13(日)

一般発売日
2021/11/7(日)
料金
未定
お問い合わせ
梅田芸術劇場メインホール  06-6377-3800

※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

作詞・作曲 スティーヴン・ソンドハイム
脚本 ジェームズ・ラパイン
スタッフ 演出/熊林 弘高

翻訳・訳詞/早船 歌江子

音楽監督・指揮/小林恵子
出演 (物語50音順) <赤ずきん>
赤ずきん/羽野晶紀 

<シンデレラ>
シンデレラ/古川琴音
継母/毬谷友子
継姉フロリンダ/湖月わたる
継姉ルシンダ/朝海ひかる
王子/廣瀬友祐
執事/花王おさむ

<ジャックと豆の木>
ジャック/福士誠治 
母親/あめくみちこ

<塔の上のラプンツェル>
ラプンツェル/鈴木玲奈 

<ナレーター/謎の男>
福井貴一

<パン屋>
夫/渡辺大知 
妻/瀧内公美

<魔女>
望海風斗

<巨人>
麻実れい *声の出演
出演 <パフォーマー>(50音順)
井上尚子 梶田留以 児玉アリス 渋谷亘宏 西田健二 矢嶋美紗穂 吉﨑裕哉
主催 ぴあ 梅田芸術劇場
企画・制作 梅田芸術劇場

演出:熊林弘高 コメント

キーワードは夢です。夢というものはおとぎ話や神話と非常に似通っていると、精神科医・心理学者のユングは言いました。登場人物たちにとって、森は夢であり、無意識であり、心の影です。それを乗り越えることで、人は成長していきます。アンドレイ・タルコフスキーの映画に、家の中で雨が降っているシーンがしばしば出てきますが、あの雨のように、このミュージカルの森には、あらゆるものを侵食していくイメージがあります。そして、最後にひと言。普通のミュージカルではありません!