ガブリエル・バリー
潤色・演出
ガブリエル・バリー
(Gabriel Barre)

国際的に賞賛されている演出家。新作ミュージカル「マジック・トゥ・ドゥ」をプリンセス・クルーゼズのためにスティーブン・シュワルツ、マーク・ハードマンと共作。ブロードウェイのネダーランダー劇場にて新作ミュージカル「アメージング・グレース」を演出。この作品は2014年秋、シカゴのバンク・オブ・アメリカ劇場で世界初演を迎えた。それ以前は、コネチカットのグッドスピード・オペラハウスにて試演されている。また、オフ・ブロードウェイのマンハッタン・シアター・クラブにて上演された、アンドリュー・リッパ作の「ワイルド・パーティ」を演出。この作品は外国批評家サークル賞5部門や、ドラマ・デスク賞13部門にノミネートされた。どちらにも最優秀ミュージカル演出賞が含まれている。キャロウェイ賞の演出賞を受賞。来年初旬、メキシコシティにて「ビリー・エリオット」のメキシコ初演を演出予定。

【今回の作品について/ガブリエルよりメッセージ】


今回、日本で『スカーレット・ピンパーネル』の新バージョンにチャレンジする事を非常に楽しみにしています。 皆様には既に日本で上演された宝塚歌劇版が馴染み深いでしょうが、今回はブロードウェイ版をベースに、脚本の変更、異なるアプローチを加えます。 フランス革命の描写はよりリアルに過激になると同時に、パーシー、マルグリット、ショーヴランの三角関係を、ドラマチックな大人の恋愛模様を中心に描きます。もちろん、冒険、ロマンス、笑劇の要素はそれぞれ掘り下げていきます。 更にこの新バージョンの為に、フランク・ワイルドホーンが新曲を書き下ろします。 私の描く『スカーレット・ピンパーネル』は、きっと、日本のお客様を驚かせることになるでしょう! ご期待下さい!