本公演は終了いたしました

2024年4月、日本キャスト版が再演決定!

イギリス・ロンドン チャリングクロス劇場 2019年1月21日(月)~4月6日(土)(プレビュー公演) 1月14日(月)~1月19日(土) イギリス・ロンドン チャリングクロス劇場 2019年1月21日(月)~4月6日(土)(プレビュー公演) 1月14日(月)~1月19日(土)

ミュージカル『VIOLET』

information

ストーリー

ロンドンにて初演の後、
2020年春 日本版公演へ


米国ブロードウェイと並び、世界的な演劇の拠点である英国ウエストエンド。その中心部に位置するチャリングクロス劇場は150年以上の由緒ある歴史を持ち、オフウエストエンドの中で今最も注目を浴びている劇場の一つです。

本企画は、チャリングクロス劇場の芸術監督トム・サザーランド総指揮のもと、日本とイギリスの共同で公演を企画・制作し、演出家と演出コンセプトはそのままに、「英国キャスト版」と「日本キャスト版」を各国の劇場で上演するという、日本演劇史上でも稀有といえるプロジェクトです。

演出を手掛けるのは、新進気鋭の演出家 藤田俊太郎。単身渡英し、ウエストエンドで数々の作品を手掛ける一流クリエイティブスタッフ、キャストと共に約6週間の稽古を重ね、チャリングクロス劇場で約3ヶ月の完全プロデュース興行に挑みます。

是非ロンドン公演へ足をお運びください!

ABOUT VIOLET 『VIOLET』について

1997年にオフ・ブロードウェイにてプロデュースされ、7部門のドラマ・デスク・アワードにノミネート。ドラマ・クリティックス・サークル・アワードの最優秀ミュージカル賞、ルシル・ローテル賞の最優秀ミュージカル賞受賞作。音楽のジニーン・テソーリが手掛ける楽曲は高い評価を受けています。
また、今回のロンドン公演が、ミュージカル『VIOLET』英国初演となります。

音楽:ジニーン・テソーリ (『ファン・ホーム』2015年トニー賞最優秀オリジナル楽曲賞)
脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー  
原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』

Cast
ヴァイオレット役: カイザ・ハマーランド Kaisa Hammarlund
(『ファン・ホーム』主演、『スウィート・チャリティ』主演 等)

ストーリー

アメリカ南部の片田舎。幼い頃の事故により顔に大けがを負ったことで、人目を避けて暮らしていた、25歳のヴァイオレット。テレビで見たあらゆる傷を治すという奇跡の宣教師に会うために、長距離バスに乗って西へ。1500キロ、願いを胸に彼女の旅が始まる。

主な登場人物

Violet(ヴァイオレット)

25歳。幼い頃の事故により顔に大ケガを負う。強気な性格。
治癒力を持つと噂のテレビ宣教師に会いに旅に出る。

ヤング ヴァイオレット

13歳の幼き日のヴァイオレット。

Flick(フリック)

黒人兵士。差別を受けている所をヴァイオレットに助けられる。

Monty(モンティ)

白人兵士。途中休憩のキングスポートで偶然フリックと再会する。

父親

ヴァイオレットの父親。自身の不注意からの事故で娘のヴァイオレットの顔にけがを負わせてしまう。

STAFF スタッフ

蓬莱竜太

演出
藤田俊太郎
(Shuntaro Fujita)

■プロフィール

1980年生まれ、秋田県出身。2005年、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。在学中の2004年、ニナガワ・スタジオに入る。当初俳優として活動したのち、2016年まで蜷川幸雄作品に演出助手として関わる。主な作・演出作に、『喜劇一幕・虹艶聖夜』(11年)、さいたまネクスト・シアター『ザ・ファクトリー2 話してくれ、雨のように……』(12年)、『ザ・ビューティフル・ゲーム』(14年)、『美女音楽劇 人魚姫』(15年)、『ミュージカル手紙』『sound theaterVI』『Take Me Out』(16年)、『手紙2017』『ダニーと紺碧の海』『sound theaterⅦ』『LOVE LETTERS』(17年)、『Take Me Out 2018』(18年)、 『ピーターパン』(17、18年)『ジャージー・ボーイズ』(16、18年)など。
絵本ロックバンド「虹艶(にじいろ)Bunny」としてライヴ活動展開中。

【受賞歴】
2015年『ザ・ビューティフル・ゲーム』演出により
第22回読売演劇大賞、杉村春子賞、優秀演出家賞
2017年『ジャージー・ボーイズ』演出により
第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞
2017年『ジャージー・ボーイズ』『手紙2017』
演出により第42回菊田一夫演劇賞

■コメント

MUSICAL 「VIOLET」 ロンドン/日本公演に寄せて

このプロジェクトは演劇史の中でほとんど前例のない挑戦ではないかと思います。
日本で活動する演出家がロンドン オフウエストエンドで新演出、ロンドン初演のミュージカルを演出する、スタッフ•キャスト全て英国人の中、演出家だけが日本人で、その後日本人キャストにて東京で上演。
打ち合わせからリハーサル、数年をかけたこのプロジェクトに演出家として関わることをとても名誉に思います。
そして魅力いっぱいのMUSICAL 『VIOLET』 の台本と音楽との出会いに、共同企画•制作である梅田芸術劇場、チャリングクロスシアターの演劇への愛に溢れたプロデューサーに心から感謝致します。
2018年2月、作品の舞台であるアメリカ南部を一人で旅しました。劇中ヴァイオレットが降り立つ町を巡りました。
グレイハウンドバスに乗って、ノースカロライナからテネシー、ナッシュビル、メンフィス、オクラホマまで。
その旅の途中で出会ったたくさんの人、深夜バスの時間を共有することで素敵な交流をした方たちもいましたが、根源的な白人の差別意識も目の当たりにしました。また同時にライヴハウスでカントリー、ブルース、ロック、ソウル、ゴスペル、たくさんの素晴らしい人種を超えた音楽と触れ合いました。
この作品は激動の60年代のアメリカ南部、公民権運動やその発端となったモンゴメリー・バス・ボイコット事件を背景に一人の白人女性がバスの旅を通して様々な人種、価値観を持った他者と出会い、その成長を通して次の時代へのかすかな希望を描いています。
上演にあたってはお客様がヴァイオレットと一緒にバスに揺られて旅ができるような、そして様々な音楽と出会えるような瞬間を演出したいと思います。
また私自身、独自の作品の捉え方で、新たな演劇の旅をします。
まずはロンドンの演劇人と新しい演劇、ミュージカルのかたちをつくることを目指したいと思います。

日澤雄介

プロダクション・スーパーヴァイザー
トム・サザーランド
(Thom Southerland)
演出家・チャリングクロス劇場芸術監督

■プロフィール

サザークプレイハウスで上演されたミュージカル『タイタニック』では英国内で数多くの賞を受賞し、『グランドホテル』でもオフ・ウエストエンドシアターアワードでの最優秀ミュージカル作品賞を受賞。2016年よりチャリングクロス劇場の芸術監督に就任。
日本では、ミュージカル『タイタニック』(2015年上演/2018年再演)、『グランドホテル』(2016年上演)、『パジャマゲーム』(2017年上演)を手掛け、いずれもが高い評価を受けた。
今、ロンドンで最も注目されている若手の演出家のひとり。

【受賞歴】
2011年『Me and Juliet』オフ・ウエストエンドシアターアワード 最優秀演出家賞
2013年『タイタニック』ブロードウェイワールドUK アワード 小劇場及び特定地域における最優秀ミュージカル新公演賞
What’s On Stage アワード 最優秀オフ・ウエストエンド作品賞
オフ・ウエストエンドシアターアワード 最優秀ミュージカル作品賞
2015年『グランドホテル』ブロードウェイワールドUK アワード
ベストリバイバルミュージカル賞

■コメント

藤田俊太郎さんの演出により、ジニーン・テソーリのセンセーショナルなミュージカル『VIOLET』をロンドンで拝見することを楽しみにしております。彼と私は、偉大な古典作品に影響を受けながらも、全く新しい創作への熱烈な意欲を共通に持っていると感じています。是非ご一緒して彼の世界レベルの仕事と技術をロンドンの演劇界にお招きしたいと思いました。彼の作品は、観客に興奮を与え、楽しませるだけに留まらず、観客に刺激的な問題提起をすることでしょう。ロンドンで最も期待される公演になることは間違いありません。私がこの公演に関わっていなければ、一番乗りでチケットを買いに行ったことでしょう!
また今後も多くの国際的コラボレーションを行うことを楽しみにしております。

演出
藤田俊太郎
振付
クレシダ・カーレ
美術
モーガン・ラージ
衣裳
ジョナサン・リップマン
照明
ハワード・ハドソン
音響
アンドリュー・ジョンソン
音楽監督
ダン・ジャクソン
音楽監督補
クリス・マー
演出補
アビゲイル・ピカード・プライス
プロダクション・
スーパーヴァイザー
トム・サザーランド

<Creative Team>

Director
Shuntaro Fujita
Choreographer
Cressida Carré
Set Design
Morgan Large
Costume Design
Jonathan Lipman
Lighting Design
Howard Hudson
Sound Design
Andrew Johnson
Musical Director
Dan Jackson
Associate Musical Director
Chris Ma
Associate Director
Abigail Pickard-Price
Production Supervisor
Thom Southerland

スケジュール&チケット

<イギリス・ロンドン公演>
チャリングクロス劇場

2019/1/14(月) ~ 2019/4/6(土)

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月

2019年1月

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2019年2月

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=プレビュー公演

スペシャル

  • 舞台写真
  • ムービー

舞台写真

2019年ロンドン公演より

※画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。

Photo by Scott Rylander

Trailer

アクセス

チャリングクロス劇場
<Charing Cross Theatre>

ロンドン市街、ウエストエンドの中心部、チャリングクロス駅の地下に位置する。1864年にオープンし、名前を変えながら歴史を重ね、2011年に現在の運営体制となり、自主企画公演に力を入れている。

<住所>

The Arches, Villiers Street
London
WC2N 6NL


<アクセス>

■ Northern LINE

「チャリングクロス駅」より 徒歩1分

■ Bakeroo LINE

「エンバンクメント駅」より 徒歩5分

■ Piccadilly LINE

「 レスタースクエア駅」より 徒歩10分

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