演奏曲目
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本場ウィーンから取り寄せた豪華衣装とオーケストラの生演奏で、豪華キャストによる珠玉のナンバーをお届けします。
また、“日本語字幕”を設置!原語の意味を忠実に訳した歌詞をご覧いただきながら、それぞれの楽曲をより深くお楽しみいただけます♪
※一部、扮装での歌唱がないシーンもございます。
【第1部】
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のナンバーを幕開けからたっぷりと堪能!
クロロック伯爵を1000回以上演じるケヴィン・タートが、その類まれなる美声で、ウィーン・ミュージカルの世界に誘います。
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 “TANZ DER VAMPIRE”より
- 「オーヴァーチュア」Ouvertüre
- 「愛のデュエット」Totale Finsternis (クロロック伯爵&サラ)
- 「サラへ」Für Sarah (アルフレート)
- 「抑えがたい欲望」Die unstillbare Gier (クロロック伯爵)
『エリザベート』のルドルフ役でおなじみのルカス・ぺルマンが、『ルドルフ』に挑戦!
今度は、どんなルドルフを見せてくれるか期待が高まります!マリーとの愛のデュエットをロマンティックに歌い上げます。
『ルドルフ』“RUDOLF-AFFAIRE MAYERLING”より
- 「二人を信じて」Vertrau in uns (マリー)
- 「それ以上の…」So viel mehr (ルドルフ&マリー)
初代ヴォルフガングのイングヴェ・ガーソイ・ロムダールによる『モーツァルト!』から充実のラインナップ。
『モーツァルト!』本編と同じく、1幕ラストを飾る「影を逃れて」にはきっと魂を揺さぶられるはず。
また、『モーツァルト!』を彩る幅広い楽曲を、この公演でしか見られない奇跡の超実力派キャスティングで実現!
マヤ・ハクフォート、マーク・ザイベルト、ルカス・ぺルマン、ケヴィン・タートがあの名曲たちを披露します。
『モーツァルト!』“MOZART!”より
- 「僕こそ音楽(ミュージック)」Ich bin ich bin Musik (ヴォルフガング)
- 「何処だ、モーツァルト!」Wo bleibt Mozart? (ヴォルフガング、コロレド大司教、レオポルト)
- 「星から降る金」Gold von den Sternen (ヴァルトシュテッテン男爵夫人)
- 「チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに」Ein bissel für's Hirn und ein bissel für's Herz(シカネーダー)
- 「何故愛せないの?」Warum kannst du mich nicht lieben? (ヴォルフガング)
- 「神よ、何故許される」Wie kann es möglich sein? (コロレド大司教)
- 「影を逃れて」Wie wird man seinen Schatten los? (ヴォルフガング&アンサンブル)
【第2部】
ウィーン初演メンバーのルカス・ぺルマン(ロミオ役)、マーク・ザイベルト(ティボルト役)のゴールデンコンビによる「ロミオ&ジュリエット」のナンバーが実現!
精鋭ダンサーによるアクロバティックなダンスもお見逃しなく!
『ロミオ&ジュリエット』 “ROMEO&JULIA”より
- 「舞踏会」Ball 1
- 「本当の俺じゃない」Ich bin schuldlos (ティボルト)
- 「世界の王」Herrscher der Welt
『レベッカ』の代名詞ともいえるダンヴァース夫人のナンバー『レベッカ』。
主人公の「わたし」をだんだんと追い詰めていく超ビッグナンバーは、一度聴けば忘れられないことと間違いなし。
2曲続けてのダンヴァース夫人の迫力の歌声には、思わず鳥肌が立ってしまうかも。
『レベッカ』“REBECCA”より
- 「何者にも負けない」Sie ergibt sich nicht (ダンヴァース夫人)
- 「レベッカ」Rebecca(ダンヴァース夫人)
ラストを飾るのは『エリザベート』。
昨年よりウィーンにて『エリザベート』に出演中のマーク(トート役)&アンネミーケ・ファン・ダム(エリザベート役)のフレッシュなコンビが日本初上陸!
さらに!
昨年日本でラストエリザベートを迎えた究極のDIVAマヤ・ハクフォートとマークの夢 の共演。
韓国の『エリザベート』を代表してオク・ジュヒョンも加わり、3人のエリザベート がそろうコンサートならではの豪華共演をお楽しみいただけます。
『エリザベート』“ELISABETH”より
- 「オーヴァーチュア」Ouvertüre
- 「愛と死の輪舞(ロンド)」(トート&エリザベート)
- 「最後のダンス」Der letzte Tanz(トート)
- 「私だけに」Ich gehör nur mir(エリザベート)
- 「私が踊る時」Wenn ich tanzen will(エリザベート&トート)
- 「魂の自由」Nichts,nichts,gar nights(エリザベート)
- 「僕はママの鏡だから」Wenn ich dein Spiegel wär(ルドルフ)
- 「闇が広がる」Die Schatten werden länger (トート&ルドルフ)
- 「夜のボート」Boote in der Nacht(エリザベート&フランツ・ヨーゼフ)
- 「愛のテーマ」Der Schleier fällt(エリザベート&トート)
他
※曲目は予定の為、変更になる場合がございます。
作品紹介
●ウィーンミュージカルの原点にして、最大のヒット作
“ELISABETH”『エリザベート』
-
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
世界初演:1992年9月、アン・デア・ウィーン劇場
オーストリア帝国の皇后エリザベートの生涯を、黄泉の帝王トートとの愛を通して
描いた作品。脚本・歌詞のミヒャエル・クンツェ氏と、音楽のシルヴェスター・
リーヴァイ氏というゴールデンコンビが生み出した、世界11カ国で上演されている
大ヒット作。
エリザベートが求める“自由=死への憧れ”という概念を“トート(ドイツ語で「死」)”
として擬人化する手法が、後の『モーツァルト!』にも通じている。
自由な少女時代から一転、皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められたエリザベートは、オーストリア皇后になる。しかしエリザベートを愛するもう一人の男“トート「死」”の存在が彼女の人生にはつきまとう。窮屈な宮廷生活や厳格な姑ゾフィとの確執、自由への憧れ。自己の目覚めが、自身に生きる力を与えても、死への誘いは隙ついてやってくる。拒絶されても執拗に、エリザベートの愛を求め続けるトート。激動の時代に、栄光と挫折、息子である皇太子ルドルフの死…。苦難の中にも魂の安らぐ場所を求め、エリザベートの人生の旅は続く。そして、遂に、トートの愛を受け入れた時、エリザベートの長い人生の旅は終わり、永遠の安らぎと自由を手に入れる。
●天才音楽家の人生をドラマチックな手法で描く
“MOZART!”『モーツァルト!』
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脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
世界初演:1999年10月、アン・デア・ウィーン劇場
クンツェ&リーヴァイコンビが『エリザベート』の次に手がけた作品。ヴォルフガング・
アマデウス・モーツァルトの天才がゆえの苦悩の生涯を描く。
才能の象徴“アマデ”(「奇跡の子」と呼ばれた幼少期のヴォルフガング)が、
大人になったヴォルフガングの側で常に作曲に勤しみ、次第に彼を苦しめていく。
華やかな貴族の館で“奇跡の子”と賞賛を浴びる5歳の少年。それはオーストリアが生んだ天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの幼い頃の姿。
成長したヴォルフガングは、不満を持ちながらも故郷ザルグブルクで領主コロレド大司教に仕え作曲を続けていた。常に傍らにつきまとうのは幼い頃の姿をした自身の才能“アマデ”。ヴォルフガングの才能を独占しようとするコロレド大司教との決別、父レオポルトからの自立。新しい世界を求め、己を束縛するものから解き放たれても、常につきまとう自分の影からは逃れられない。生身の“人間”ヴォルフガングと“才能”アマデ。やがて自身の才能がヴォルフガングを侵してゆく。
●怪奇コメディ映画をミュージカル化
“TANZ DER VAMPIRE”『ダンス・オブ・ヴァンパイア』
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脚本・訳詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:ジム・スタインマン
世界初演:1997年10月、ライムント劇場
映画『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』が原作、映画『ストリート・オブ・ファイヤー』の
テーマ曲等を作曲したジム・スタインマン音楽のゴシックホラー・ミュージカル。
初演では原作映画の監督であるロマン・ポランスキー氏自らが演出を手がけた。
ドイツ各地・ウィーンでの人気が高く、最も長く上演されている作品の一つ。
ヴァンパイアの故郷として知られる極寒のトランシルヴァニア地方。 そこへ訪れたのはヴァンパイアの研究者アブロンシウス教授と助手のアルフレート。村人たちはガーリックを身につけ、何やら怪しい様子!?
アルフレートは宿屋の美しい娘サラに夢中になるが、もう一人、彼女を求める存在がいた。 サラの元に届いた舞踏会の招待状―。それは、吸血鬼クロロック伯爵からの甘い誘惑。 好奇心を抑えきれず伯爵の元へと向かったサラを救出する為、アブロンシウス教授とアルフレートは吸血鬼の城に乗り込むが…!
●サスペンスを見事にミュージカル化
“REBECCA”『レベッカ』
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脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
世界初演:2006年9月、ライムント劇場
クンツェ&リーヴァイコンビが『モーツァルト!』の次に手がけた作品。
ダフネ・デュ・モーリア作のサスペンス小説で、アルフレッド・ヒッチコックによって映画化もされた
『レベッカ』をミュージカル化した。
ヴァン・ホッパー夫人の付人としてモンテカルロの高級ホテルにやってきた、平凡な「わたし」は、そこで出会ったイギリスの上流紳士マキシムと出会い電撃結婚!
しかしマンダレイにある彼の邸宅で待ち受けていたのは、敵意に満ちた冷酷な目で「わたし」を迎える家政婦頭のダンヴァース夫人。彼女はこの世のものとは思えないほど美しく聡明だったという亡き前妻レベッカを未だに崇拝し続けていた。期待に満ち溢れた新婚生活に忍び寄るレベッカの影に、次第に追い詰められ命まで脅かされていく「わたし」。
やがて、彼女の死の真相、秘密が明かされた時、屋敷は炎に包まれる!!
●国家と政治の中で揺れる、大いなる愛の悲劇
“RUDOLF-AFFAIRE MAYERLING”『ルドルフ』
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脚本・歌詞:ジャック・マーフィ/ナン・ナイトン
音楽:フランク・ワイルドホーン
ウィーン初演:2009年2月、ライムント劇場
エリザベートの息子、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの、今尚謎を残す心中事件を題材にした作品。
フランク・ワイルドホーンが手がけた美しい楽曲の数々が、大きな魅力の一つ。
自由と平等を求める皇太子ルドルフは、政治的思想の違いから、父である皇帝フランツ・ヨーゼフとの対立を重ねていた。新たな時代への理想を掲げながらも、何も変えられない現実。政略結婚で結ばれた妻ステファニーとの冷めきった関係。そんな苦悩と孤独の日々を送るルドルフに訪れた男爵令嬢マリー・ヴェッツェラとの運命の出会い。若く美しく信念があり、何より良き理解者であるマリーの存在は、ルドルフの心を灯す一筋の光となり、二人は愛し合う以上に強い絆で結ばれてゆく。しかしその関係は周囲の知るところとなり、ますます窮地に立たされてゆく。
孤立し全てを失ったルドルフは、マリーと共に死ぬ為、マイヤーリンクへと向かう。
●ウィーンで一大ブームを巻き起こしたフランス産ミュージカル
“ROMEO&JULIA”『ロミオ&ジュリエット』
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脚本・音楽:ジェラール・プレスギュルヴィック
ウィーン初演:2005年2月、ライムント劇場
本作品のみフランス産ミュージカル。シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を、
ロック・ポップス調の音楽、迫力のダンスシーンで現代風にアレンジ。
2005年にウィーン版が初演され、約一年半に渡ってロングランされる程の大ヒットとなった。
モンタギュー家とキャピュレット家の争いが絶えないヴェローナの街。運命の女性とのロマンティックな出会いを求めるモンタギュー家のロミオと、いつか本当の愛する人と出会い結ばれる未来を夢見るキャピュレット家のジュリエット。ある日、友人に誘われキャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込んだロミオはそこでジュリエットと出会い、一瞬にして恋に落ちる。互いに敵同士と知りながらも永遠の愛を誓う二人。しかし、街ではまたも両家の諍いが始まり、目の前で親友マーキューシオを刺されたロミオは、ジュリエットの従兄ティボルトを殺してしまう。深まる両家の憎しみは、愛し合う二人を悲劇へと導いてゆく。