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昨秋大好評を博した、世界初のバージョン、待望の再演決定!

舞台写真:渡部俊介、岩村美佳

1997年に世界のヒットメーカー、フランク・ワイルドホーン作曲にてNYブロードウェイで初演されたミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』。

原作はイギリスのバロネス・オルツィの小説「The Scarlet Pimpernel」(「紅はこべ」)。このミュージカルは、脚本・作詞:ナン・ナイトン、音楽:フランク・ワイルドホーンによって創られました。日本では小池修一郎氏による演出で、宝塚歌劇団星組が2008年安蘭けい主演にて初演、たちまち大人気公演となり、2010年に月組、2017年に星組で再演。今でも宝塚歌劇の数ある作品の中で、常に人気の高い作品のひとつです。

本作はブロードウェイ版を基に2016年秋、主演・パーシー役に石丸幹二を迎え、ガブリエル・バリー(潤色・演出)によって世界初の新バージョンとして上演。フランク・ワイルドホーンが書き下ろした新曲「新たな時代は今」「ここから先は」は物語に新たな彩を添えました。

その評価は非常に高く、チケットが入手困難となるほど大好評を博し、多くの再演を望む声を受け、ついに今秋石丸幹二主演『スカーレット・ピンパーネル』が、再び帰ってきます!

初演に引き続き、主演・パーシー役を演じるのは、日本のミュージカル界を代表する俳優として舞台、テレビなど多くのメディアで大活躍中の石丸幹二。
ヒロイン・マルグリット役は2008年の宝塚歌劇団の初演では日本初のパーシー役を演じ、2016年石丸幹二主演版ではパーシーを力強く支える妻マルグリット役に挑戦した、世界で初の二役を演じた女優・安蘭けい。
敵役とも言うべき、フランス政府特命全権大使・ショーヴラン役は、2016年版同様石井一孝が演じます。

新たなるキャストたちと、演出には新進気鋭の石丸さち子が加わり、さらにバージョンアップした『スカーレット・ピンパーネル』になること間違いありません。

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    <海外上演記録>
  • 1997年11月~1998年10月 ブロードウェイ初演(ミンスコフ劇場)
  • 1998年10月~1999年5月 ブロードウェイ上演(ミンスコフ劇場)
  • 1999年9月~2000年1月 ブロードウェイ上演(ニール・サイモン劇場)
  • 2000年2月~2001年4月 アメリカナショナルツアー
    <日本上演記録>
  • 2008年 宝塚歌劇団星組(主演:安蘭けい、遠野あすか/演出:小池修一郎)
  • 2010年 宝塚歌劇団月組(主演:霧矢大夢、蒼乃夕妃/演出:小池修一郎)
  • 2016年 日本オリジナルバージョン(石丸幹二、安蘭けい/潤色・演出:ガブリエル・バリー)
  • 2017年 宝塚歌劇団星組(主演:紅ゆずる、綺咲愛里/演出:小池修一郎)
  • <ノミネート・受賞歴>
  • 1998年 トニー賞 主演男優賞(ダグラス・シルズ)、脚本賞(ナン・ナイトン)、
    作品賞の三部門にノミネート(ピーター・ハント演出版)
  • 1998年 ドラマ・デスク賞 主演男優賞(ダグラス・シルズ)、
    作曲賞(フランク・ワイルドホーン)の二部門にノミネート(ピーター・ハント演出版)
  • 2009年 第16回読売演劇大賞優秀作品賞受賞(小池修一郎演出版)
  • 2009年 第34回菊田一夫演劇大賞受賞(小池修一郎演出版)

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