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ストーリー
ブロードウェイ・ミュージカルのレジェンド、スティーヴン・ソンドハイムが1986年に発表し、最高栄誉のトニー賞で、オリジナル楽曲賞を含む3部門を制覇した傑作。今回は、まったくの新翻訳、まったくの新演出で贈る。村の小さなパン屋の夫婦には、子どもが授からない。なぜなら、魔女の呪いがかけられていたから。「呪いを解きたければ、森へ行ってとってきな。一、ミルキーな白い牛、二、血のように赤いずきん、三、黄色いコーンの髪、四、きらめく金の靴。三日後の真夜中の、鐘が鳴るまでに」。森を目指したパン屋夫婦が出会うのは、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木、ラプンツェルほか、それぞれに充たされない人生の宿題を抱えた、おとぎ話のおなじみの登場人物たち。彼らの前には、魔女の呪い、巨人族の怒りが立ちはだかるが、それだけではない。本当の敵は、誰もが自分だけの幸福を願うがゆえの、ジェラシー、妨害、うそ、策略のわな…。チャーミング、ファンタスティック。だけどちょっぴりシニカルでダークなミュージカルをあなたに。