本場イギリスで『TOP HAT』をご覧になった方々、宝塚歌劇宙組公演『TOP HAT』をご覧になった方々、そして映画『TOP HAT』をご覧になった方々から、作品の感想、見どころを大募集、皆様から多数の素敵なご応募をいただきました。
素敵な投稿は公式ホームページや、公式SNSなどで紹介させていただきました。本当にありがとうございました!
宝塚版のTOPHATを観劇し、軽やかなリズムのタップダンスに負けず劣らず繰り広げられるリズミカルな台詞のやりとりに、心が元気になりました。笑顔あふれるキャラクターに彩られた登場人物たちはまた、時にしっとりとも歌いあげます。愛や友情がスリリングかつユニークに劇場中に満ち、まるで撮れたて新鮮な映画をフレッシュに体感した気分でした。
本場イギリスの風が、劇場に巻き起こす感動の渦にも存分に期待しています!
私は、(ウエストエンドではありませんが)英国の全国ツアー公演に行きました。Churchill Theatre(BROMLEY)というところで、6月20日(土)に見に行ってきました。元ネタはいわずと知れた「ダンスの神様」フレッド・アステアの映画ですが、(もちろん私も アステア先生の大ファン)お恥ずかしながら映画はまだ見たことがなく…。DVDは持っているので、今度ちゃんとみたいと思います(笑)。
とにかく、はじめから終わりまで、本当に楽しくて、歌と踊りがすごいのはもちろんですが、「ボーイミーツガール」式の物語も、ありきたりで単純なものかと思いきや、誤解につぐ誤解が笑いを生み、本当に楽しかったです。特に脇役のイタリア人デザイナーとイギリス人実業家の執事。彼らのコメディセンスは最高で、涙が出るほど笑ってしまいました!舞台も1930年代のアールヌーヴォー風の設計で、本当に素敵。(イギリスにEltham Palaceという典型的なアールヌーヴォー邸宅があるのですが、そこの素晴らしい内装を思い出しました。)
また、映画でなら簡単にできることも舞台でだと難しいところもあったのですが、本当にうまく処理していて、ホテルのシーンや馬車のシーンなど「ああ、こうやって舞台化するのか」と感心しました。また衣装も脇役に至るまで豪華絢爛で、有名なCheek To Cheekの羽根がいっぱいのジンジャー・ロジャースの衣装(映画版)もかなり忠実に再現されていて、ため息ものでした~。それだけでなく、Dale Tremont役の衣装はとっかえひっかえ着せ替え人形かと(笑)まごうばかりの美しい衣装ばかりでそれだけ見ていても飽きません(笑)。
しかし、何と言っても圧巻なのは、もちろん歌と踊り。Jerry役のAlan Burkittの機関銃のようでいて、華麗なタップはきっと天国のアステア先生も喜んでいるでしょうし、Daleとのデュエットの難易度の高さはもうとにかくすごいの一言。流れるような振り付けで、本当に素敵でした。Irving Berlinの数々の名曲も帰りがけに歌いたくなるほど楽しかったです。とにかく、一瞬一瞬が楽しくて豪華で夢のよう。どうか、踊りのシーンは、歌の字幕はあまり見ずに舞台だけに集中して出演者たちの一挙一動を一瞬たりとも見逃さないで下さいね!!!
最後に、隣の席に座っていた地元のおばあちゃんが、「私も昔はタップダンスをしていて、劇場関係の仕事をしていたのよ」と言って、舞台終了後に目をウルウルさせて感動していたのが印象的でした。青春時代をいっぱい思い出したんでしょうね、何だかこっちも胸がいっぱいになってしまいました!
本当に素敵な時間でした!
私は2013年に留学中のロンドンで観ました。ハリウッド黄金期のミュージカル映画が大好きな私にとって、この舞台を観ている間は本当に素敵なひとときでした。華麗なタップダンスはフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが映画の中を飛び出してきたようでワクワクし、ロマンティックな話の展開にも酔いしれていました。
東京でもこの素敵なミュージカルをまた観られるので、今からすごく楽しみです。
2013年にロンドンで観ました。もともとフレッド・アステアさんが大好きで、中でもこの"TOP HAT"が一番好きな作品です。ウエストエンドで舞台化されたのを知って観に行きました。と言っても、二代目のギャビン・リーさんのファンだったこともあり、"アステアの役はギャビンさん しか出来ない"くらいの思いがあったので、オリジナルキャストでは観ていません。作品は映画そのままの感動を味わえるのと同時に、オープニングで使用した楽曲が私にはサプライズ的で素晴らしい演出でした。まさかあの曲を使うとは!と言う感じで。主要キャストのダンスや歌の素晴らしさは想像出来ると思いますが、それ以外にとても輝いていた方がいらっしゃいました。それが今、英国内のツアーで主演をしているアランさんです。彼のダンスに目が釘付けになりました。
ストーリーが分からずとも、コメディ要素たっぷりなので老若男女すべての方が楽しめる"ザ ミュージカル"ではないでしょうか。ダンスが好き・タップダンスが好きな人に是非お勧めしたい作品です。
籾山