プロジェクトストーリー

大阪本社

大阪本社で取り扱う公演は様々な種類があります。
他社が制作した演目を購入して主催する『買い公演』、当社が一から創り上げる自主制作公演の大阪公演、宝塚歌劇OGが活躍する自主制作公演、当社の所有する劇場を主催者に貸し出して行う公演等の上演に向け、各部署が日々な業務を行っています。
プロジェクトストーリーの「大阪本社」では、上記のうち、『買い公演』に焦点を当て、各部署の社員が1つの公演に携わり始めてからの時間軸に沿って、実際のエピソードも交えて業務内容を紹介していきます。

  • 劇場営業部 営業・劇場運営担当
  • 企画営業部 広報宣伝・メディア開発担当
  • 劇場営業部 チケット担当
  • 企画営業部 企画営業担当

劇場営業部
営業・劇場運営担当

  • 堀池 理沙

    所属部署:
    劇場営業部 営業・劇場運営担当

    入社年:
    2017年入社

    入社の決め手:
    制作から宣伝、チケット管理まですべてを自社で手がけているところ

    梅田芸術劇場はこんな会社:
    裁量権を持って働ける会社

観劇のきっかけを多くの人に提供し、
舞台ファンの裾野を広げる

公演1年前
担当の公演が決まり次第、学校や企業、団体への営業用資料を作成し、チケットの提案を進めます。重厚な演劇からミュージカルまで、幅広い演目を揃えているのが当社の強み。それぞれの学校や団体に合わせた演目の提案が可能です。学校はエリア別に担当者が決まっていて、エリア内のすべての学校が提案の対象。数が多いうえに提案時期も各校で異なるため、徹底したスケジュール管理が必要です。新規開拓する場合は何年にもわたって提案を続けることもありますが、演劇を観る最初のきっかけづくりとして、未来の観劇人口を増やすための重要な業務となります。
なお、劇場営業の担当公演は1人につき年間6〜7本、常時2〜3本を並行して進めています。
公演1年〜
半年前
再演の演目は過去の実績をもとに、新規の演目は類似公演を参考に売上予測を立て、営業計画を作成します。営業計画は、その時点での販売傾向やチケットの在庫状況を見ながら、学校・団体への提案○枚、先行販売○枚、一般販売○枚と目標を数値化。申込の数や動きに合わせて随時見直しを行いながら、公演をさらに盛り上げるため、キャストによるアフタートークショーなど、さまざまなイベントも企画します。団体で申込をいただいたお客様については、観劇の希望日時を営業部内で共有し、重なりがないよう調整します。
公演半年〜
1か月前
25歳以下なら通常よりお得な価格で観劇できるU-25チケットや、イギリスが舞台の演目なら紅茶のプレゼント付きチケットなど、各演目の特色に合わせて企画付きチケットを検討し、テレビやWEBなどのプロモーションに合わせて発売日を決定します。発売日が近づくと、梅田芸術劇場ネット会員にむけたメルマガやHP用の原稿なども作成し、購入につながるようタイムリーに情報を発信します。プレゼント付きチケットを企画した場合は、商品の選定や業者との商談も行います。
公演1か月前〜
直前
団体の担当者にチケットをお渡しし、その際、会場への到着時刻や来場方法、学校の場合は生徒のグッズの購入の可否などの確認、初めて観劇する人が多い団体の場合は、観劇時の過ごし方などを伝えます。また、当日トラブルがないよう劇場のお客様周りのスタッフにも共有します。
公演直前には、企画付きチケットの物品を購入し、正しく納品されているかを確認。今後の公演の宣伝用ポスターやPOPなどの掲示物も作成し、劇場内ロビーに掲示します。
公演中〜
公演後
各公演の開場時間中などに、ご来場いただいている団体先の担当者に挨拶します。学校団体の場合は会場中の過ごし方などを含め当日サポートし、企画付きチケットを購入された方には、チケットの確認を行い、プレゼントがある場合は配付します。
公演後は、できるだけ早く団体先を訪問して来場の御礼を伝え、観劇の余韻が残っている間に次の提案を行います。時期によっては情報解禁前で演目の詳細が伝えられないこともありますが、制作担当者とも相談しながら提供可能な情報を探し出し、少しでも具体性のある提案ができるよう心がけています。団体先では、観劇後のアンケートを見せていただくこともよくあり、そこで「観劇してよかった」「楽しかった」という感想を見るととてもうれしく、次の提案にも力が入ります。

企画営業部
広報宣伝・メディア開発担当

  • 潤井 亜紀子

    所属部署:
    企画営業部 広報宣伝・メディア開発担当

    入社年:
    2014年入社

    入社の決め手:
    関西らしいあたたかさを感じたから

    梅田芸術劇場はこんな会社:
    国内外の幅広い公演を扱う会社

公演のカラーやターゲットに合わせたプロモーションを展開

公演6か月前〜
4か月前
大阪公演の情報解禁に合わせて、当日は梅田芸術劇場の公式HPやX(Twitter)で情報を発信します。その後は製作元から頂いた公演のビジュアルや映像を用いて、HPの掲載情報を追加したり、劇場ロビーに設置する告知物の作成や、CS放送タカラヅカ・スカイ・ステージ内での当社の主催公演を紹介する番組「梅芸ナビ」での告知などを行ったりします。またプレイガイドによるチケット先行販売についてや、公演に関する追加情報(キャスト・スケジュール・イベント等様々)等、こまめにX(Twitter)でチケット情報の発信をし、より多くのお客様に興味をお持ちいただけるよう工夫をしていきます。
公演4か月前
キャストの来阪可能な日時に合わせて、テレビやラジオ、新聞、雑誌、WEB媒体などでのプロモーションを制作担当者と相談しながら設定します。来阪いただきたいキャストへは、販売スケジュール等を考慮しながら、こちらから作品の製作元に依頼を行います。また、テレビ番組やラジオ出演の交渉や各媒体(新聞、雑誌、WEBなど)へ取材の依頼をする際には、公演の内容や来阪するキャストについて説明し、例えば関西の情報を扱う媒体には作品と関西とのゆかりを、全国向けの媒体であれば大阪以外の地域での公演情報も合わせて伝えるなど媒体の特性に応じた交渉も意識して行います。プロモーションの際には、限られた時間内での取材をもとに、できるだけ多くの媒体で、かつ、公演の内容をより深く掘り下げて紹介してもらえるよう、入念にスケジュール組みを行い、また制作担当者とは、プロモーションで伝えるべき作品の魅力ポイント等を確認し、どのようにすれば多くのお客様に興味を持っていただけるかを協議することなどを心がけています。取り上げてもらいたい媒体の担当者と接点がないときは、周囲にも協力を仰いで手がかりを探し、つながりを作るよう努めます。
公演4か月前〜
直前
チケットの販売状況やキャストのスケジュールを考慮しながら、キャストによる来阪プロモーションを継続。同時に、交通やWEB、新聞などを使った有料広告も出稿します。広告の打ち出し方は、公演の特性やキャスト、予算に合わせて、制作担当者とも相談しながら決めていきます。
別途製作元が主催する取材日が決まれば、在阪のテレビ局や新聞社などに取材を依頼。公演をテレビ局と共催している場合は、製作元に相談の上、稽古場での取材等を設定し、番組での放送を依頼します。
通常は東京公演が大阪よりも先に上演されますので、東京公演開幕後は、製作元が持つ舞台の映像や写真等の情報を使ってプロモーションを展開したり、観劇レポートを掲載するWEB媒体に取材を依頼することもあります。公演によっては映像や写真など視覚で訴える告知素材が少ない場合もあり、その際はラジオパーソナリティへの観劇レポートの依頼等、さまざまな方法で広告を展開します。東京公演から大阪公演までの短い期間で展開するプロモーションも多く、その企画と調整が大阪広報の難しいところです。
公演直前
有料広告による開幕告知、公演HPとX(Twitter)での当日券情報の告知など、さまざまな情報をタイムリーに発信。公演直前のプロモーションは、テレビやラジオなど、即時性の高い媒体を活用し、キャスト出演によるPRを行います。観劇直後のお客様へのPRとして、劇場ロビーで流す映像(今後上演予定の公演告知)も作成します。
公演中
キャストによるトークショーなど、アフターイベントのレポートを作成し、公演HPやX(Twitter)などで発信します。それらのプロモーションがSNSなどで話題になったり、実際にチケットの販売促進に繋がっていることが分かるととても嬉しく、次はこんなことをしよう!と新たなモチベーションにも繋がります。

劇場営業部 チケット担当

  • 松井 真紀

    所属部署:
    劇場営業部 チケット担当

    入社年:
    2017年入社

    入社の決め手:
    夢・感動を与えられる素敵な仕事だから

    梅田芸術劇場はこんな会社:
    家族

販売状況や宣伝広告と連動し、
適切なチケットコントロールをする

公演半年前
「出演者関係(ファンクラブ/芸能事務所など)」「梅田芸術劇場ネット会員」「テレビ局などの共催者」「プレイガイド」等において、どのようにチケットの販売を行っていくか、チケットセンターが中心となりスケジュールを作成していきます。
そして、作成したスケジュールをもとに、制作・広報・営業部門と打ち合わせを行います。
各セクションとスケジュールを共有し、チケットの販売準備に取り掛かりますが、どの販売先においてもミスは許されないので、担当者間で確認を重ね、慎重に進めていきます。
取引先であるプレイガイドや出演者関係者との調整も重要で、いつからどのように販売や告知を行っていくのか綿密な打ち合わせをしていきます。
なお、劇場営業部チケットセンターでは、基本的に全ての公演でメイン担当とサブ担当を決め、協力して業務を行う体制を取っています。
一人につき1年間で約メイン10本、サブ7本、計17本の公演を担当しています。並行して複数の公演の業務に携わるため、広い視野と柔軟な対応が必要になります。一人一人の担当する公演数が多く、タイミングによっては特定の人に業務が偏ってしまうこともありますが、そういった場合はメイン担当・サブ担当関係なく、チケットセンターのメンバー全員で助け合って業務を進めています。
公演5か月〜
4か月前
チケットの先行販売が開始。
先行販売においては、主催者各社の会員や出演者関係者等の各販売先でのお申込み状況、団体のお客様の動きなど、全体の動向を注視しながら調整業務を進めています。
数多くの販売先を持っている当社においては、チケットセンターが担っている先行販売での調整業務が券売に直結するので、非常に重要となります。
公演3か月〜
1か月前
この時期になると、各販売先への配席作業をするために座席割付専用のフォーマットにしたExcel を使用して、座席の調整を行います。公演の回数が多かったり、出演者数が多い公演の場合は、他の業務と並行しながら数日間かけて調整を行う事もあります。
その後は、広報部が仕込んでいるテレビやWEBなどで展開するプロモーションと連動し、各プレイガイドに対するチケットコントロールがメインとなります。
例えば、新聞でのプロモーションは購読者層が多く利用するプレイガイドへ、WEBプロモーションはデジタルに強い層が多く利用するプレイガイドへと、各プレイガイドの特徴と実績をもとに調整を行います。自分自身で考えた販売戦略が的中したときは、非常に嬉しく思います。
また、営業部と相談し、公演の特徴を活かしたお客様に楽しんでいただける企画を盛り込んだチケットの販売も行っています。
各セクションと連携し、アイディアを具体化していくのは非常に楽しく、やりがいがあります。
公演中
公演期間中は、当日券の販売や劇場ロビーでお客様をお出迎えし、企画チケットの引換などを行います。
客席を満員にする事も大切ですが、それと同じくらい大切なことが、ダブルブッキングなどのトラブルを起こさないこと。
万が一、開場中にチケットトラブルが発生した場合は、各セクションと連携を図り開演までに解決する判断力が求められます。
指定座席にお客様が着席され、無事に幕が開いたことを見届けたときが一番嬉しく、ホッとする瞬間です。
これからも少しでも多くのお客様に素敵な舞台をお届できるよう、丁寧にチケット業務に取り組みます。

企画営業部 企画営業担当

  • 宮阪 亜美

    所属部署:
    企画営業部 企画営業担当

    入社年:
    2011年中途入社

    入社の決め手:
    ミュージカルが好きで舞台に関わる仕事に憧れていたから

    梅田芸術劇場はこんな会社:
    部署の垣根を超えたチームワークで目標に向かっていく会社

製作元や各部門とのあらゆる調整を担う、大阪公演の旗振り役

公演7か月前〜
半年前
大阪では、メインホールとシアター・ドラマシティという自社劇場を保有し、公演の時期が重なる場合は外部の劇場を借りて興行するなど、年間を通して多くの公演を上演しています。その中でも私は、他社が制作した公演を製作元から買い取り、当社主催で大阪公演を上演する『買い公演』を主に担当しています。製作元各社の企画に合わせて随時買い取りを検討しているため、公演は2〜3年先まで計画しています。担当公演が決まると、劇場のスケジュールと予算や条件に合わせて、営業やチケット担当者とも相談しながら、公演日程や公演時間、チケット料金、発売日を設定し、製作元への確認と社内の承認を経て、公演概要を決定します。いずれの部門も公演概要が決まってから本格的に動き出すので、概要の決定とそれに伴う予算書の作成は制作の中でも特に重要な業務です。他部署や製作元等、社内・社外と色々なやりとりが発生するため、それらの調整役も担います。
公演概要が決定した後は、製作元から支給される宣伝素材でチラシやHPなどの広告宣伝物を作成し、公演情報解禁と合わせて公開します。
公演半年前〜
1か月前
情報解禁後も随時新しい情報が発表され、公演が近づくにつれてチラシ等の宣伝物を更新したり、規模の大きい公演の場合は特設ホームページを作成するなど、宣伝活動を随時行います。同時に、広報宣伝担当者と協力し、キャストの番組出演や取材を設定したり、一般発売日に合わせて交通広告を出すなど、プロモーション活動も展開します。プロモーションは、チケットの販売状況を見ながら券売促進効果が出るようタイミングを揃えて行うことが大切で、また、公演によって宣伝予算の規模も異なるので、そのコントロールも難しいところです。公演をさらに盛り上げるためにアフタートークの実施やノベルティ製作等の施策を行いたい場合は、営業担当者や製作元に相談し、調整します。
公演1か月前~
公演直前
PRのために東京公演開幕のタイミングでのキャストの囲み取材、ゲネプロ(通し舞台稽古)、東京公演期間中に取材の設定・調整をすることもあります。
製作元から届く、大阪公演の搬入・仕込み・舞台稽古等の詳細が書かれたタイムスケジュールや、舞台作業に係る人員及び備品等の手配依頼をもとに準備を進めます。キャスト・スタッフの移動や宿泊、お弁当の手配、楽屋の準備、場内アナウンスや掲示物、お客様への配布物、物販の準備などのほか、初日前には劇場案内スタッフと製作元、当社の営業・フロント担当者と劇場でのお客様対応のための打合せも行います。必要な準備や手配は公演によって異なるため、製作元の担当者とやり取りをしながら、抜け漏れなく進めていくことが大切です。
公演中〜終了後
仕込み開始から公演中は楽屋フロアに常駐し、公演が円滑に進行できるようサポートしていきます。公演関係者に体調不良や怪我があった場合、病院の手配を行ったり、イレギュラーな対応が必要なこともあります。公演が始まると、日々、当日券の管理や、長期公演の場合は製作元への物販報告、追加納品の可否の確認などを、ご来場のお客様に大阪公演を楽しんでいただけるよう細部まで注意を払いながら進めていきます。公演終了後は、共催社や製作元と立替経費の精算を行うなど、公演の精算作業を進めます。そして、すべての業務が終了したら必ず行うのが振り返り。次に同じような公演を受け持つ制作担当者のためにも、営業、広報、チケット担当の所感も含め、良かった点や反省点などをすべて記録に残しています。
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