イントロダクション
本場ロンドンで大好評!
藤田俊太郎演出『VIOLET』の
日本キャスト版が、遂に動き出す!
本企画は梅田芸術劇場と、トム・サザーランドが芸術監督を務める英国チャリングクロス劇場が共同で演劇作品を企画・制作・上演し、演出家と演出コンセプトはそのままに「英国キャスト版」と「日本キャスト版」を各国それぞれの劇場で上演するという演劇史上稀有ともいえる日英共同プロジェクトです。企画第一弾のミュージカル『VIOLET』を手掛けるのは新進気鋭の演出家・藤田俊太郎。単身渡英し現地のキャスト・スタッフと創り上げたロンドン公演は、オフ・ウエストエンド・シアター・アワードで6部門にノミネートの快挙を果たしました。
大好評を博したロンドン公演に続き、当初2020年4月に上演が決まっていた日本キャスト版への期待が寄せられる中、コロナ禍で公演は全て中止となりました。しかし、この度たった3日間ではありますが、一部内容を変更しての奇跡の公演が実現!ついにヴァイオレットと皆様を乗せるバスが日本でも動き出します!
藤田俊太郎がロンドンの経験を経て挑む日本版『VIOLET』にどうぞご期待ください。
VIOLETについて
本作は、1997年にオフ・ブロードウェイにてプロデュースされ、7部門のドラマ・デスク・アワードにノミネート。ドラマ・クリティックス・サークル・アワードの最優秀ミュージカル賞、ルシル・ローテル賞の最優秀ミュージカル賞受賞作。ジニーン・テソーリが手掛ける楽曲は高い評価を受けている。
音楽:ジニーン・テソーリ(『ファン・ホーム』2015年トニー賞最優秀オリジナル楽曲賞)
脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー
原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』
ストーリー
1964年、アメリカ南部の片田舎。幼い頃、父親による不慮の事故で顔に大きな傷を負ったヴァイオレットは、25歳の今まで人目を避けて暮らしていた。しかし今日、彼女は決意の表情でバス停にいる。あらゆる傷を癒す奇跡のテレビ伝道師に会う為、西へ1500キロ、人生初の旅に出るのだ。長距離バスに揺られながら、ヴァイオレットは様々な人と多様な価値観に出会い、少しずつ変化していく。長い旅の先に彼女が辿り着いたのは―。
CAST キャスト
ヴァイオレット役
(Wキャスト)
唯月ふうかヴァイオレット役
(Wキャスト)
優河モンティ役
成河フリック役
吉原光夫
父親役
spiヴァージル役
横田龍儀リロイ役
岡本悠紀ミュージックホール・
シンガー役
エリアンナルーラ役
谷口ゆうなヤングヴァイオレット役
(Wキャスト)
稲田ほのかヤングヴァイオレット役
(Wキャスト)
モリス・ソフィア伝道師役
畠中洋老婦人役
島田歌穂
※公演スケジュールの変更に伴い、一部の出演キャストに変更がございます。
(伝道師役 原田優一に代わり畠中洋、リロイ役 森山大輔に代わり岡本悠紀が出演いたします)
STAFF スタッフ
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演出
藤田俊太郎
(Shuntaro Fujita)■プロフィール
1980年生まれ、秋田県出身。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。在学中の2004年、ニナガワ・スタジオに入る。2005~2015年まで蜷川幸雄作品に演出助手として関わる。2011年、『喜劇一幕・虹艶聖夜』で作・演出を手掛ける。2012年彩の国さいたま芸術劇場さいたまネクスト・シアター『ザ・ファクトリー2(話してくれ、雨のように……)』の演出担当。主な演出作に、『The Beautiful Game』、美女音楽劇『人魚姫』、ミュージカル『手紙』、『Take Me Out』、『ダニーと紺碧の海』、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、朗読劇『LOVE LETTERS』、祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』など。
絵本ロックバンド「虹艶(にじいろ)Bunny」としてライヴ活動展開中。
【主な受賞歴】
2014年、『The Beautiful Game』により
第22回読売演劇大賞・杉村春子賞、優秀演出家賞
2016年、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』により
第24回読売演劇大賞最・優秀作品賞、優秀演出家賞
2017年、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』『手紙2017』の演出の成果に対して
第42回菊田一夫演劇賞受賞
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■コメント
ミュージカル『VIOLET』再開に寄せて
2020年9月の3日間、5公演ではありますが、休止していた『VIOLET』をお客様にお届けできることを心から嬉しく思っています。
全ての関係者の尽力に感謝しています。ご支持いただいている全ての皆様、本当にありがとうございます。
ミュージカル『VIOLET』は1964年激動のアメリカを通して、人々が苦闘しながら自分自身の価値観をみつけていくことを主題としています。登場人物は人種も物の見方も、旅をする目的も違いますが、皆同じバスに乗って進んでいます。
2020年の夏、ウイルス感染拡大の一途を辿るアメリカ社会は様々な観点で、歴史の大きな局面を迎えています。
『VIOLET』はまさに今、そしてこれから上演され続けていくべき作品だと強く思います。
留まるのか、前へ踏み出していくのか。個人がどのように進んでいくのかが問われています。
私もこれからの時代の演劇を模索し続けます。劇中のVIOLETのように、自問自答しながら前に進みたいと思っています。
その一つの答えを2020年9月の『VIOLET』でお届けします。
信頼の厚いカンパニーメンバー、唯月ふうかさん、優河さん、成河さん、吉原光夫さん、spiさん、横田龍儀さん、岡本悠紀さん、エリアンナさん、谷口ゆうなさん、稲田ほのかさん、モリス・ソフィアさん、畠中洋さん、島田歌穂さん、プランナー、ミュージシャン、スタッフ一同、感染拡大防止に務めながら真摯に作品に向き合っていきます。
もちろん、2020年4月の上演に向けて稽古を重ねた仲間たち、原田優一さん、森山大輔さん、カンパニーのメンバーも気持ちは一緒です。
まだまだVIOLETの旅は続きます。観客の皆様と共に劇場で旅が出来ますよう。
今できる万全を期して、お待ちしております。
- 音楽
- ジニーン・テソーリ
- 脚本・歌詞
- ブライアン・クロウリー
- 原作
- ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』
- 演出
- 藤田俊太郎
- 美術
- モーガン・ラージ
- 照明
- 日下靖順
- 音楽監督・ピアノコンダクター
- 江草啓太
- 衣裳
- 前田文子
- ヘアメイク
- 宮内宏明
- 振付
- 新海絵理子
- 音響
- 宮脇奈津子
- 映像
- 横山翼
- 歌唱指導
- 山川高風/柳本奈都子
- 翻訳・訳詞
- 芝田未希
- 舞台監督
- 倉科史典
- 技術監督
- 小林清隆
来日を予定しておりました照明プランナーのハワード・ハドソン氏ですが、英国政府より新型コロナウイルス対策として不要不急の海外渡航を避けるよう勧告があり、来日する事ができなくなりました。 代わって日下靖順氏が担当いたします。何卒、ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
(2020年3月23日現在)
TICKET チケット
- 一般発売日
- 2020年8月22日(土)
- 料金
- SS席12,000円 S席11,000円 A席8,000円(税込)(全席、簡易プログラム付)
>>東京芸術劇場プレイハウス座席表(PDF) - お問い合わせ
- 梅田芸術劇場(東京)0570-077-039
※SS席:1階前方センターブロック、S席:その他 1階席、A席:2階席となっております。
※未就学児童のご入場はお断りいたします。
※出演者変更の場合でも他日への変更、払い戻しはいたしかねます。
※開演後はお持ちのお席にご案内できない場合がございます。必ず開演5分前迄にご着席ください。
※車イスでお越しのお客様は、あらかじめS席のチケットをご購入の上、お早めに梅田芸術劇場お問合わせ番号までお知らせください。
スケジュール&チケット
東京芸術劇場プレイハウス
2020年9月4日(金) ~ 9月6日(日)
金 | 土 | 日 |
---|---|---|
4 | 5 | 6 |
13:00
◆ 18:30 ◆ |
13:00
◆ 18:30
◆ |
13:00
◆ ― |
- =ヴァイオレット役:唯月ふうか
ヤング・ヴァイオレット役:稲田ほのか - =ヴァイオレット役:優河
ヤング・ヴァイオレット役:モリス・ソフィア
※4月16日(木)~5月6日(水・休)に予定しておりました全公演中止となりました。
アクセス
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東京芸術劇場プレイハウス
<住所>
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
<アクセス>
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線池袋駅西口より徒歩2分